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2023/06/29

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、上値のポイントである278,870を上抜けて、一時285,100まで上昇しました。
しかし、終値ベースでは下回って上抜けとはならず、その後はこの近辺で上値の重い動きが続きました。ここから再び上抜けを試して完全に上抜けて一段の上昇となるのか、ここから軟調な動きとなるのか注目されています。




目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、すでに両線の乖離幅の縮小が続いており、先行するラインが失速しています。ここから両線がクロスすれば、目先の軟調な動きを示唆する形状となることから、ここからの両線の動きに注目です。

また、相場の転換を見極める上で注目されているパラボリックでは、上昇ライン(青色)が価格帯まで到達しており、明日には下降ラインが出現することから、目先の下落が示唆される形状となります。

これらのことから、目先軟調な展開が予測でき、ここから一目均衡表の雲を下抜ける展開となるのか、雲近辺で下げ止まることができるのか注目されます。特に、その際のMACDやパラボリックの形状に注目し、さらに下げ余地があるのかどうかを確認することも重要です。

上値ポイント
➀275,000 ②279,995 ③285,100

下値ポイント
➀269,045 ②264,360 ③260,060


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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