2026/08/19

上にも下にも強制清算がいっぱい!レンジはどちらにブレイクするのか?


BTC/JPY日足

CXRエンジニアリング社 独自作成ヒートマップ


夏枯れ相場でしょうか。BTCの値動きは完全にレンジ相場へ移行しました。

8月に入ってからは1,000万~1,030万円をコアレンジとして推移しています。

添付画像は、Binance、OKX、Bybitの顧客建玉量を基に算出した強制ロスカット水準です。


戻り売り勢と押し目買い勢が拮抗しており、いずれかにブレイクすると大きなトレンドが発生しやすい地合いになりつつあります。

弊社試算では、上下のロスカット水準に控える強制清算規模は合計で約1,500億~2,000億円相当に達しており、発動時にはマーケット全体に大きな影響を及ぼし得る水準です。

ネットベースでは、やや売り越しポジションが多い状況です。

6月初旬からボトム圏でレンジ相場入りしており、まもなく3カ月が経過しようとしています。

昨年10月から始まった下落トレンドですが、現状の戻りの浅さを考えると、高値圏で買いポジションを構築した市場参加者の中には、足元でも含み損を抱える層が一定程度残っている可能性があります。いわゆる4年サイクルを意識するなら、大底は第4四半期にあたる10~12月ごろでしょうか。一段安への警戒をそろそろ強めたいところです。



■ SMA90をバックに売り

【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤)、90(青)、200(橙)
MACD:12、26、9

BTC/JPY日足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPYの日足チャート分析です。

SMA90(青色)は現在価格よりやや上で推移しています。このSMAは日を追うごとに低下しているため、今月末には現在価格付近まで接近する可能性があります。戻り局面ではレジスタンスとして機能しやすい位置にあるため、このSMAを背に戻り売りを検討したいと考えます。

MACDはゼロライン付近で推移しており、方向感に欠けています。一方、3カ月近くレンジが続いていることを踏まえると、いったんレンジを明確に離れれば、その方向へトレンドが強まりやすい局面です。

9月は、株式市場やBTCにおいて歴史的に平均リターンが弱くなりやすい月として知られています。昨年9月も月間では上昇したものの、下旬にはレバレッジ解消を伴う急落局面がありました。季節性だけで売買を決めるべきではありませんが、レンジ下放れと重なる場合は最後の下落トレンドが加速するシナリオを意識し、戻り売りを検討したいと思います。



■ SMA200を意識して売り開始

BTC/JPY4時間足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPYの4時間足チャート分析です。

SMA200(橙色)は、しばらくレジスタンス・サポートの双方として機能していることがわかります。

現在価格はちょうどこの水準に位置しているため、戻り売りを検討しやすい価格帯に差し掛かっているとみています。

個人的にはこの水準から売りトレードを開始しており、9月相場に向けて、しばらくスイングトレードを実施していく予定です。

BTC無期限先物のファンディングレートがプラス圏で推移している限り、一般にショート側が受け取る構造となるため、現在のようにプラス圏で推移する局面では、スイングの売りポジションを保有するうえで追い風になりやすい点も意識しています。

6~7月の安値更新も視野に入れており、940万円割れを意識しながら、戻り局面で段階的にポジションを増やしていく予定です。

週明けまでには、一定量の戻り売りポジションを構築する予定です。



■ まとめ

  • BTC/JPYは8月に1,000万~1,030万円のコアレンジで推移しており、足元では方向感に乏しい展開が続いています。
  • 独自ヒートマップでは上下に大規模な強制清算水準が控えており、レンジを明確に離れた場合は値動きが加速しやすい状況です。
  • 日足のSMA90と4時間足のSMA200が上値抵抗として意識されやすく、現時点では戻り売りを検討しやすいテクニカル形状とみています。
  • 9月は過去データ上、株式やBTCの平均リターンが弱くなりやすい傾向がありますが、季節性はあくまで補助材料として捉えます。
  • 6~7月の安値更新と940万円割れも視野に入れ、戻り局面で段階的に売りポジションを構築する方針です。



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