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マーケット情報

2024/09/05

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、上値のポイントとなっていた一目均衡表の基準線を下抜けて、やや上値の重い動きとなっています。現状では、一目均衡表の転換線に上値を抑えられている一方、雲下限近辺では底固い動きとなっており、ここからどちら側に抜けるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線下向き継続でともにゼロラインを下抜けて、目先の軟調な動きを示唆する形状となっています。ただ、乖離幅の拡大に乏しいことから、現状では信頼度は高くないものの、乖離幅が拡大すれば信頼度も高くなります。

一方、目先のトレンドを見る上で注目されるパラボリックでは、上限ラインが出現しており、現状では下向きトレンド継続中と判断できます。

このことから、目先は軟調な動きが考えられます。そして、一目均衡表の雲下限ラインを完全(終値ベースで)に下抜ければ、一段の下げとなる可能性も考えられます。その場合、一目均衡表では、三役逆転(基準線と転換線のクロス、遅行スパンの価格帯下抜け、雲下の抜け)の弱気シグナルとなります。

目先の下値のポイントは、一目均衡表の雲下限の81.774、ここ下抜けると直近安値の79.735、そして下値目標の計算値の74.818となります。一方、上値のポイントは一目均衡表の基準線の86.596となり、ここを上抜けると一段の上昇そして目先のトレンド転換となる可能性が考えられます。


上値ポイント
➀83.239  ②84.659  ③86.596
下値ポイント
➀81.774  ②79.735  ③74.818


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年9月5日10:45

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