2026/07/15

米インフレ懸念後退で急上昇!7月ラリー本格化か?


昨日、米国の6月CPIが発表されました。

5月CPIは前年同月比+4.2%まで加速し、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇などを背景に、市場ではインフレへの警戒感が高まっていました。しかし6月は、市場予想(前月比-0.1%、前年同月比+3.8%)を下回る前月比-0.4%、前年同月比+3.5%となりました。コアCPIも前月比0.0%、前年同月比+2.6%に鈍化し、インフレ懸念は大きく後退しています。


これを受けて暗号資産市場は急反発し、BTCは7月の高値を更新しています。

中東情勢は再び緊迫化していますが、悪材料で一時的に下落しても、押し目を素早く買い戻す動きが目立ちます。

売り圧力が一巡し、需給が改善しつつある可能性があります。

原油高や株式市場の不安定さが残る中でも、暗号資産市場は相対的な底堅さを維持しています。値動きからは、短期的なボトムアウトを示唆する兆候が増えてきました。

従来の想定通り、7月ラリーが本格化する可能性を意識し、引き続き上昇目線を維持したいと思います。



■ 200日移動平均線までの回復を見込む

【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤)、90(青)、200(橙)
MACD:12、26、9

BTC/JPY日足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPY日足チャート分析です。

前回の見通しから大きな変更はありません。7月末から8月上旬にかけて、まずは1,150万円前後、その先はSMA200(橙)が位置する1,160万〜1,170万円近辺までの回復を想定しています。

MACDはゼロライン付近まで回復しました。今後プラス圏に定着すれば、上昇モメンタムが一段と強まりやすくなります。まずは日足の下降トレンドラインを明確に上抜けられるかが注目です。

1,180万円を明確に上抜けると、日足ベースで逆三尊の完成が意識されます。ネックライン突破後は上値を追う買いが入りやすく、短期間で値幅が拡大する可能性があります。

今週後半は、まず1,100万円台への定着を試し、その後1,150万円方向をうかがう展開を想定します。押し目を挟みながらも、基調としては堅調に推移すると考えます。



■ 上昇を示すテクニカル条件が増加

BTC/JPY日足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPY4時間足チャート分析です。

下降トレンドラインを上抜け、ブレイクアウトの形状を形成しています。

SMA90(青)がSMA200(橙)を上抜けてゴールデンクロスを形成しました。さらにSMA30(赤)、SMA90(青)、SMA200(橙)の順に並ぶ形となり、短中期の上昇トレンド条件が整いつつあります。

MACDもゼロライン付近でゴールデンクロスを形成しています。複数のテクニカル指標が上向いているため、押し目では買いが入りやすい状況と考えます。下落時は、上抜けた下降トレンドラインとSMA30(赤)が下値支持として機能するかを確認したいところです。

押し目買いの想定レンジは1,030万〜1,050万円とし、まずは1,100万円方向を狙うトレードを個人的には遂行していきたいと考えます。



■ 清算マップも確認

BTC/JPY日足

Binance・OKX・Bybit合算 デリバティブ清算ヒートマップ

最後に、清算ヒートマップも確認しておきましょう。

こちらは海外大手3社におけるデリバティブポジションの推定清算水準を、円建てで可視化したヒートマップです。現在価格の上方には、ショートポジションの清算水準が断続的に集中しています。

価格上昇によってこれらの水準に到達すると、強制清算に伴う買い戻しが連鎖し、上昇が加速する可能性が高いです。特に1,100万〜1,120万円付近には比較的厚い清算クラスターが確認できるため、勢いがつけば1,120万円程度まで上値を伸ばしやすいかもしれません。

ただし、このヒートマップは90日間表示を基にした推定値であり、実際の注文や清算価格を保証するものではありません。それでも、わずかな上昇がショートカバーを誘発しやすい需給構造にある点は、短期的な上昇材料として注目できます。



■ まとめ

  • 6月米CPIは前月比-0.4%、前年同月比+3.5%と市場予想を下回り、コアCPIも鈍化しました。
  • BTC/JPYは7月高値を更新し、悪材料に対する押し目買いの強さが目立っています。
  • 日足では1,150万円前後、その先はSMA200が位置する1,160万〜1,170万円近辺が上値の目安です。
  • 4時間足では移動平均線とMACDが改善しており、1,030万〜1,050万円が押し目買い候補となります。
  • 中東情勢や原油高には注意が必要ですが、1,100万〜1,120万円付近の清算クラスターが上昇を加速させる可能性があります。



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