2026/07/29

半導体銘柄が軒並み急落、しばらく上値の重い展開か?


好業績が相次いでいるにもかかわらず、半導体株の反落が目立っています。

ここ半年間の急ピッチな上昇に対する反動に加え、韓国当局による単一銘柄レバレッジETF・ETNへの規制強化が、過熱していたポジションの巻き戻しを促していると考えられます。韓国当局は、国内市場における単一銘柄関連商品の新規上場を、市場が安定するまで暫定的に停止しました。また、国内外の単一銘柄レバレッジ商品を新規購入又は追加購入する個人一般投資家について、基本預託金を現金3,000万ウォンへ引き上げる措置を、7月31日から実施する予定です。

中東情勢には一部で落ち着きへの期待が出ている一方、これまで相場を牽引してきたAI・半導体株の急落が新たな悪材料として浮上し、暗号資産市場もその影響を織り込み始めています。今週月曜日までは底堅く推移していたものの、NY時間に入るとリスク資産全般が崩れ始め、週半ばにかけて上値の重さが鮮明になりました。

また、今夜はFOMCです。市場の中心予想は政策金利の据え置きですが、インフレの粘着性を背景に、一部では利上げ再開への警戒も残っています。ウォーシュ議長が声明文や記者会見でインフレ抑制にどこまで強い姿勢を示すかによって、米金利やドルだけでなく、株式・暗号資産市場にも大きな値動きが生じる可能性があります。



■ そろそろ戻り売りも視野に、ポジションを縮小へ

【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤)、90(青)、200(橙)
MACD:12、26、9

BTC/JPY日足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPY 日足チャート分析です。

SMA30(赤色)にサポートされ、昨日は反発しました。目先はSMA90(青色)が最初の上値目標となります。ただし、このラインを明確に上抜けるまでは、SMA30とSMA90に挟まれたレンジ相場が続く可能性があります。

当面は概ね1,050万円~1,100万円のレンジを意識し、8月上旬にかけて方向感を探る展開を想定します。その後、1,100万円台へ上放れるのか、再び下落基調へ戻るのかを見極めたいところです。これまで想定していた強気シナリオから、見通しをやや慎重な方向へ修正します。

このため、保有している買いポジションは現水準で一部縮小し、8月に反落局面が訪れた場合に備えて、戻り売りの準備も進めたいと考えます。すぐに売り目線へ転換するというより、上値追いを控え、反落リスクに備えて余力を確保するイメージです。反対に、SMA90を明確に上抜けて1,100万円台に定着する場合は、弱気シナリオをいったん後退させ、再び上方向へのブレイクを優先します。



■ 三角保合いの下限割れも、一度は想定しておく

BTC/JPY日足

SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード

BTC/JPY 4時間足チャート分析です。

現在は三角保合いを形成しています。当初はもう一段強い上昇を想定していましたが、現時点では7月22日前後が直近ピークとなり、その後は高値を切り下げる動きです。

下限サポートラインを明確に割り込む場合は、もう一段深い調整へ移行する可能性があります。その場合は、買いポジションをさらに縮小し、ボラティリティの拡大に備えたいところです。

ただし、下限を割り込んだとしても、直ちに6月末~7月初旬の安値圏まで下落すると考えているわけではありません。直近の上昇幅に対する50%程度の押しを一つの目安とし、その水準から再び反発するシナリオを基本に考えています。

特に、三角保合いの下限とSMA200(橙色)を同時に割り込む場合は、調整が深まるサインになりやすいため、1,000万円前後までの下押しも想定してリスク管理を徹底したいところです。

反対に、上限ラインを突破して1,100万円台を回復・定着する場合は、三角保合い上放れの可能性が高まります。どちらか一方向に決め打ちせず、節目を抜けた方向に合わせてポジションを組み直す方針です。



■ まとめ

  • 半導体株は、好業績でも買われすぎの反動と韓国のレバレッジ規制強化を背景に、上値が重くなっています。
  • 今夜のFOMCは据え置きが中心予想ですが、ウォーシュ議長のインフレ警戒姿勢による相場変動に注意が必要です。
  • BTC/JPYの日足はSMA30とSMA90の間で推移しており、当面は概ね1,050万円~1,100万円のレンジを想定します。
  • 4時間足では、三角保合いの下限とSMA200を割り込むと、1,000万円前後まで調整が深まる可能性があります。
  • 買いポジションを一部縮小し、上放れ・下放れを確認してから、次の方向に合わせて対応する方針です。



お客さまは、本レポートに表示されている情報をお客さま自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。本レポートは、本情報提供者の見解に基づいて作成されており、当社においてその内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客さまご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る