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暗号資産(仮想通貨)は積み立てがおすすめ?メリット・デメリットをわかりやすく解説

暗号資産(仮想通貨)は積み立てがおすすめ?メリット・デメリットをわかりやすく解説

公開日: 2024年1月31日

最終更新日: -

2023年は、ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)が大きな価格上昇を見せましたが、「リスクが高そう」、「取引のタイミングが分からない」、「忙しくて取引の時間が確保できない」といったお悩みを多くの方がお持ちのようです。そこで注目されているのが、リスクを抑えながら簡単に取引できる暗号資産の積み立てです。
 
本記事では、暗号資産の積み立てに関する概要や、向いている人、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
 

■目次
【初心者におすすめ】暗号資産(仮想通貨)の積み立てとは?

暗号資産(仮想通貨)の積み立てに向いている人

暗号資産(仮想通貨)積み立てのメリット
1.時間分散(ドルコスト平均法)でリスクを抑えられる
2.少額から始められる
3.手間がかからない
 
暗号資産(仮想通貨)積み立てのデメリット
1.短期間で大きな利益を狙うのは難しい
2.損失が出ることもある
3.手数料がかかる
 
SBI VCトレードで「積立暗号資産」を始めるメリット
1.ワンコインから積み立てできる
2.手数料が無料
3.自分の好きなペースで積み立てられる
4.設定が簡単ですぐ始められる
 
まとめ

 
 
 

【初心者におすすめ】暗号資産(仮想通貨)の積み立てとは?


暗号資産(仮想通貨)の積み立てとは、毎月・毎週・毎日などあらかじめ決まったタイミング、そして決まった金額で暗号資産を自動購入する投資方法のことです。この方法では、定期的に自動で暗号資産の購入が行われますが、売却のタイミングについてはユーザーが任意で決めることが可能です。
 
また、本記事で後述する「ドルコスト平均法」により、投資タイミングにおけるリスクを抑えることが可能です。そのため、投資初心者でも比較的安心して行うことができます。さらに、定期的に自動で暗号資産の購入が行われることから、忙しいビジネスパーソンや子育て世代など、暗号資産への投資を行う時間を確保することが難しい人にも、暗号資産の積み立ては適しているといえるでしょう。
 

暗号資産(仮想通貨)の積み立てに向いている人


暗号資産の積み立てが向いている人は、以下のような人です。
 
1つ目は、投資または暗号資産初心者の人です。暗号資産の積み立てではあらかじめ決まったタイミングと金額で、自動的に暗号資産の購入が行われます。長い期間をかけてコツコツと積み立てていくことで、日々の価格変動に一喜一憂することなく、リスクを抑えた資産運用をすることができます。加えて、基本的には細かい分析が必要にならないことから、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析に自信がない方でも始めやすくなっています。
 
2つ目は、少額から暗号資産の取引を始めたい方です。暗号資産の積み立ては少額から開始することができるため、すぐにまとまった資金を用意できない人やリスクを抑えたい人に適しています。
 
3つ目は、長期的な視点で資産を増やしたい方です。暗号資産の価格が将来的に大きく上がると予想している場合、着実に暗号資産の購入を継続していくことで、日々の価格変動に一喜一憂することなく、値上がりによる利益を狙いやすくなります。

暗号資産(仮想通貨)積み立てのメリット

 
暗号資産積み立てのメリットは、主に三つあります。
1.時間分散(ドルコスト平均法)でリスクを抑えられる
2.少額から始められる
3.手間がかからない
 
以下で順に解説します。
 

1.時間分散(ドルコスト平均法)でリスクを抑えられる


 
暗号資産積み立てでは、時間分散によりリスクを軽減できます。投資における時間分散とは、金融商品を購入するタイミングを複数回に分けることで、購入価格を平均化してリスクを軽減させることをいいます。
 
この時間分散でよく使われるのがドルコスト平均法です。ドルコスト平均法とは、金融商品を定期的に定額で購入する方法のことをいいます。例えば、「ビットコインを毎週火曜日に1万円分買う」といった形です。
 
ドルコスト平均法は「一定の量」ではなく、「一定の金額」での購入を繰り返すことで、結果的に価格が安い局面では購入する量が増え、逆に価格が高い局面では購入する量が減ります。そのため、高値つかみを防ぎ、平均購入単価を抑えることが可能です。

2.少額から始められる

暗号資産積み立ては少額から始められるため、非常にハードルが低い投資だといえます。つまり、すぐにまとまった資金を用意できない人やリスクを抑えたい人でも始めやすい投資です。
 
例えば、一般的に株式であれば数万円、債券であれば1万円程度の資金が必要になるといわれていますが、SBI VCトレードではわずか500円から暗号資産の積み立てが可能※です。「投資はまとまった資金がないと難しい」というイメージをお持ちの人も多いかと思いますが、暗号資産積み立ては少額から気軽に始めることができる投資になっています。
※銘柄によっては500円以上になる場合もあります。
 

3.手間がかからない

暗号資産積み立てには、手間がかからないというメリットもあります。毎回決まったタイミングと金額で自動的に購入されるからです。PCに張り付いてチャートを見たり、頻繁にニュースをチェックしたりする必要がありません。
 
短期売買をする場合は売買のタイミングを計るため、多くのトレーダーがPCに張り付いてテクニカル分析をしたり、ニュースを細かくチェックしてファンダメンタルズ分析をしたりします。
しかし、あらかじめ決めた条件に基づいて、自動で購入が継続される暗号資産積み立てであれば、そこまで細かい分析はしないのが一般的です。そのため、ビジネスパーソンや子育て世代など忙しい人でも取り組みやすくなっています。

暗号資産(仮想通貨)積み立てのデメリット


 
多くのメリットがある暗号資産積み立てですが、以下のようなデメリットもあります。
1.短期間で大きな利益を狙うのは難しい
2.損失が出ることもある
3.手数料がかかる
 
デメリットもしっかりとチェックし、始める前に理解しておきましょう。
 

1.短期間で大きな利益を狙うのは難しい

暗号資産積み立ては、短期間で大きな利益を狙うことは難しいと言えます。積み立て投資は、コツコツと購入を継続して積み上げていく投資方法だからです。
 
例えば、短期売買であれば大きなサイズの金融商品や通貨などを保有することで、短期間で大きな利益を上げられる可能性があります。しかし、暗号資産積み立ては基本的に少しずつ積み立てていくため、短期売買のように短期間で大きな利益を狙うことは難しいのです。
 
暗号資産積み立てでは累計投資額の上昇が緩やかであり、長期的な観点で資産形成するものであることを覚えておきましょう。

2.損失が出ることもある

暗号資産積み立てはリスクを抑えた投資法ですが、それでも投資である以上、損失が出ることもあります。つまり、投資した金額が減ってしまう可能性があるということです。
 
ドルコスト平均法を活用した積み立て投資ではリスクを軽減することはできますが、元本が保証されているわけではありません。そのため、暗号資産の価格が急落した際など、平均購入単価より価格が低い時に売却をしてしまうと損失が出ることになるのです。
 
したがって、暗号資産積み立てもあくまで投資であることを理解し、余剰資金を使って行うことが大切になります。

3.手数料がかかる

暗号資産積み立ては暗号資産取引所によっては、手数料がかかる場合があります。取引の度に手数料が発生すると、定期的に購入を繰り返す暗号資産積み立てでは手数料が積み上がり、その分利益が減ってしまうことになるため注意が必要です。
 
そのため、暗号資産積み立てで少しでも効率良く資産形成を行うためには、手数料が無料の暗号資産交換業者(暗号資産取引所)を利用するのがおすすめです。
 

SBI VCトレードで「積立暗号資産」を始めるメリット


出典:SBI VCトレード「積立暗号資産」
 
SBI VCトレードでは、「積立暗号資産」という名称の暗号資産積み立てサービスが用意されています。SBI VCトレードで積立暗号資産を始めるメリットは、以下の通りです。
 
1.ワンコインから積み立てできる
2.手数料が無料
3.自分の好きなペースで積み立てられる
4.設定が簡単ですぐ始められる

1.ワンコインから積み立てできる


 
SBI VCトレードの積立暗号資産では、ワンコインから暗号資産(現物)を積み立てることができます。つまり、わずか500円から暗号資産への投資をスタートすることが可能です。
 
1注文当たりの積み立て可能金額は、500円から200万円までの間であれば1円単位で細かく設定することができます。例えば、「毎週500円でイーサリアムを積み立てる」、「毎月1万円でビットコインを積み立てる」というように、自身の投資目的や予算に合わせて、プランを設定することができます。
 
そのため、非常に柔軟に資産を運用することができ、自分に最適なスタイルを構築することが可能です。
 

2.手数料が無料

SBI VCトレードの積立暗号資産は、手数料が無料となっています。積み立ては定期的に購入を繰り返していく投資方法ですが、SBI VCトレードなら手数料が積み上がってしまうことを心配する必要はありません。
 
積み立て取引自体に手数料がかかるケースでは、どうしても取引が増えれば増えるほど利益が削られてしまうことになります。そのため、暗号資産の積み立てで少しでも効率良く資産形成を行うために、手数料が無料となっているSBI VCトレードの積立暗号資産を活用するのがおすすめです。

3.自分の好きなペースで積み立てられる

自分の好きなペースで暗号資産を積み立てられることも、SBI VCトレードの積立暗号資産のメリットの一つになっています。積立暗号資産では、「日次」や「週次」、「月次」といった三つの注文期間から好きなものを選ぶことが可能です。
 
例えば、「取引回数を多くして価格変動リスクを抑えたいから日次で積み立てよう」、「わかりやすさを重視したいから取引回数が少なめになる月次にしよう」というように自分のニーズに合わせることができます。
 
投資に対するスタンスは人によってさまざまですが、SBI VCトレードの積立暗号資産であれば自分のスタンスや経済状況などに合わせて暗号資産を積み立てていくことが可能です。

4.設定が簡単ですぐ始められる


出典:SBI VCトレード「積立暗号資産」
 
SBI VCトレードの積立暗号資産は、積み立ての設定が簡単であることから、暗号資産への投資をすぐに始めることができます。必要になる積み立ての設定は、以下の四つです。
1.購入する暗号資産の種類
2.積立プラン(注文日時)
3.積立期間
4.積立金額
 

 
 
設定が完了すると、積み立て申し込みの翌営業日以降の直近注文日時にて積み立てがスタートします。一度設定した後は、毎回決まったタイミングと金額で自動的に暗号資産が購入されるため、手間がかかることもありません。

まとめ

今回の記事では、暗号資産の積み立てに関する概要や、おすすめな人、メリット・デメリットなどについて解説しました。暗号資産の取引は難しいイメージがあるかもしれませんが、定期的に自動で暗号資産を購入する積み立てであれば、ドルコスト平均法でリスクを抑えたり、手間をかけずに取引したりすることができます。暗号資産の積み立ては、投資または暗号資産初心者の人や、取引をする時間をあまり取れない方などに適した取引方法だといえるでしょう。
 
また、暗号資産取引所によっては取引の度に手数料がかかるケースもありますが、SBI VCトレードの積立暗号資産では手数料が無料となっています。ワンコインから積み立てを開始することもできるため、まずは少額で気軽に暗号資産の積み立てを始めてみてはいかがでしょうか。
 
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