テゾス(XTZ)/チャート・価格(レート)
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テゾス(XTZ)とは?
テゾスは、2015年にスイスで立ち上げられた「テゾス財団」によって考案されたブロックチェーン・プラットフォームの名称です。テゾス開発の中心を担うのはキャサリン・ブライトマン(Kathleen Breitman)とアーサー・ブライトマン(Arthur Breitman)夫婦で開発を行っているのも特徴です。プラットフォーム内で利用される暗号資産は「XTZ(テゾス)」という名称で、プラットフォームの名称、その中で利用される暗号資産を総称して「テゾス」と呼ばれています。
コンセンサスアルゴリズムやスマートコントラクトなどの技術に関して、テゾスは従来型のブロックチェーンとは異なる仕組みを取り入れていることが特徴です。
テゾス(XTZ)の仕組み
テゾスはスマートコントラクトを搭載したDapps開発のプラットフォームという意味ではイーサリアムと変わりませんが、プラットフォームを支える技術に独自の進化を加えています。その一つが「ベーキング(Baking)」と呼ばれるブロックチェーンに取引記録を追加する作業です。ベーキングを行うには一定量のテゾスを保有しなければなりませんが、テゾスの保有量が少量なためにベーキングに参加できない場合でも、自身が保有するテゾスから生じる権利を他者に委任すると間接的にベーキングに参加できる仕組みになっています。
ベーキングに直接的・間接的に関係なく参加することで報酬を獲得できるのは、保有者側にとって大きなメリットといえます。また、より多くの人がベーキングに参加した結果、テゾスネットワーク維持に関わる参加者が増え、分散化されたネットワークが構築されることになり、この点は開発側のメリットといえるでしょう。
テゾス(XTZ)の基本情報
(Kathleen Breitman)
アーサー・ブライトマン
(Arther Breitman)
テゾスの詳細はこちら
テゾス(XTZ)の歴史・特徴
テゾス財団が立ち上げられたのは2015年8月1日で、その後約1年半が経過した2017年2月にアルファ版がローンチされました。同年7月にICO(Initial Coin Offering:仮想通貨の新規発行による資金調達)を実施して、2億3,200万ドルを調達しています。そこから約1年が経過した2018年9月にメインネットのローンチが完了しました。
テゾスで用いられるコンセンサスアルゴリズムのLPoSですが、まず「コンセンサスアルゴリズム」とは、ブロックチェーン取引の正しさを承認する作業に対する報酬形態・計算方法を指します。ビットコインなど従来のブロックチェーンの場合は、「PoW:Proof of Work」と呼ばれる計算処理に応じた報酬が支払われる仕組みを取り入れています。PoWの場合は、計算処理をする機器の電気代(コスト)が莫大で、環境負荷の面からも問題視されています。
その問題点を解消するために登場したアルゴリズムが「PoS:Proof of Stake」で、PoSをさらに改良したのが、テゾスで独自に開発された「LPoS:Liquid Proof of Stake」です。PoSの場合は通貨の保有量が多い人ほど報酬を得られる確率が高まる仕組みで、ネットワークへの貢献者が限定的になるデメリットがありました。
LPoSの場合、各自の通貨保有量にもとづく権利を委任できます。その結果、通貨の保有量が少ない人も間接的にネットワーク維持に貢献でき、報酬が入る仕組みを採用しています。より多くの人にネットワーク維持に貢献してもらうことで、従来のPoSよりも承認作業や送金を早く済ませられるというメリットがあります。
独自のスマートコントラクト「Formal Verification(形式検証)」の採用ですが、スマートコントラクト自体にバグがあった場合、実行結果はブロックチェーンに刻まれるため書き換えが基本的に不可能でした。プログラムのバグを端緒にハッキング被害に遭うケースもあることから、テゾスでは「Formal Verification(形式検証)」という、プログラムの実行内容の正当性をより厳格に調べるシステムを開発しました。
形式検証の開発には「OCaml(オーキャムル)」というプログラミング言語が用いられ、スマートコントラクトが実行される前に形式検証を実施して、セキュリティレベル・安全性をより高めています。
ハードフォークが不要で無制限にアップグレードできる点については、従来のブロックチェーンや暗号資産の場合、機能のアップグレードをする際、アップグレードを受け入れたものと受け入れなかったもので「分断・分岐」が生じます。
テゾスの場合はブロックチェーンをアップグレードしてもハードフォークが起きず、互換性を保てる仕組みになっています。「自己修正機能」とも呼ばれる特徴があることで、アップグレードに伴い互換性を持たなくなった結果、通貨の価値が変動(下落)するというリスクを回避することができます。
テゾス(XTZ)のメリット
テゾスに実装された自己修正機能によりハードフォークは不要であり、価格変動のリスクを抑えられるのは大きなメリットです。また、アップグレードをしてもプラットフォーム・暗号資産ともに、今まで通り使える安心感がある点もメリットといえるでしょう。
加えて、独自のスマートコントラクトとして「形式検証」を採用している点も、より高いセキュリティレベルを保てるという点で開発側、利用者側ともにメリットを享受できます。
一方でテゾスは、2017年にアメリカでICO発行後の配布が遅れたこと、無許可の未登録証券を販売したことなど集団訴訟を受けています。ICO新規発行時におけるトラブルで、風評としてマイナスイメージはデメリットといえますが、テゾスの持つ技術力の高さには定評があります。
テゾス(XTZ)の今後と将来性
独自のコンセンサスアルゴリズムやスマートコントラクトを実装し、高いセキュリティレベルと技術力を備えているのがテゾスの大きな特徴でした。フランス中央銀行で行われたCBDC(デジタル通貨)の実証実験にテゾスが利用されたことからも、テゾスの将来性に期待を寄せる声もあります。
定期的に行われるアップデートの中で、ブロックチェーンの取引手数料を大幅に削減させることにも成功しており、イーサリアムの独壇場であるスマートコントラクト市場・領域において、テゾスが新たな選択肢として活用される機会が増えることも予想されます。Dapps開発のプラットフォームとしてさらに知名度を高め、より多くの人がテゾスを利用する未来が訪れることも期待されています。
テゾス(XTZ)に関する質問
テゾスを買うには?
暗号資産交換業者であるSBI VCトレードにてご購入いただけます。当社で所定の手続きを行ったうえで口座開設いただいた後、当該口座に日本円を入金いただき、テゾスの購入等お取引を始めることが可能です。
テゾスはいくらから購入できますか?
販売所サービス(現物)では、テゾスを1XTZから購入できます。
日本円での購入価格はテゾスの相場によって異なりますので、販売所でご確認ください。
テゾスの取引手数料はいくらですか?
SBI VCトレードの場合、口座開設手数料、口座維持手数料、取引手数料(取引所を除く)、ロスカット手数料、入金手数料、入出庫手数料については、無料でご利用いただけます。
テゾスの取引はいつでも出来ますか?
はい、原則365日24時間(土日、祝日含む)取引できます。
ただし、当社メンテナンス期間は除きます。
テゾスの取引はスマホでもできますか?
はい、スマホで取引できます。初めての方でも簡単にご利用いただける「VCTRADE web シンプルモード」だけでなく、現在の損益状況を一目で把握することができる取引アプリ「VCTRADE mobile」をご利用いただけます。
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