ベーシックアテンショントークン(BAT)/チャート・価格(レート)
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暗号資産(仮想通貨)ベーシックアテンショントークン(BAT)とは?
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、イーサリアムのブロックチェーンを基盤とするトークンで、主にBraveブラウザを通じて利用される暗号資産(仮想通貨)です。このトークンは、コンテンツクリエイターへの支払い(チップ等)に使用できるのが特徴です。
単位は「BAT」で、2017年5月にアメリカ・サンフランシスコを拠点とするBrave Software, Incによって発行されました。BATの発行量には上限が設けられており、総数は15億枚で既にすべて発行済みとなっています。また、Braveブラウザには「Braveリワード」と呼ばれる機能を活用し、広告を閲覧することの対価としてBATを受け取ることが可能です。
暗号資産(仮想通貨)ベーシックアテンショントークン(BAT)の仕組み
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、イーサリアムブロックチェーン上で発行されたユーティリティトークンです。イーサリアム対応のウォレットを使用することで、世界中で送受信が可能です。また、BATは現在、BraveというWebブラウザに組み込まれています。
Braveでは、従来の広告をブロックし、ユーザーのプライバシーを保護する「プライベート広告」を導入しています。これにより、広告閲覧に伴うデータ追跡や許可のない情報収集を防ぎながら、広告を表示したユーザーに報酬としてBATを付与します。この報酬は広告収益の70%に相当しますが、広告を非表示にすることもできます。
Braveは、ウェブ広告はユーザーの許可なしにデータ通信を行うことで、ページの読み込みを遅くし、バッテリーの消費を増やす原因になると指摘しています。この問題を解決するために、ブレイブのプライベート広告は、一般的なターゲティング広告とは異なり、アクセスデータを収集せずに配信されます。これにより、ユーザーのプライバシーを守りつつ、より快適で高速なブラウジング体験を提供しています。
ベーシックアテンショントークン(BAT)の基本情報
※15億枚発行済み
ベーシックアテンショントークン(BAT)の歴史・特徴
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、JavaScriptの開発者であり、MozillaやFirefoxの共同創設者でもあるブレンダン・アイク氏が設立したBrave Softwareによって開発されました。2017年5月の公開以降、Braveブラウザと連携しながら成長を続けています。
Braveは、広告ブロック機能を標準搭載し、独自の暗号資産BAT(日本ではBATポイント)を活用することで、Web広告業界の課題に挑戦しています。広告ブロックにより、悪質なマルウェアを防ぎ、通信量の削減も可能です。また、Braveの広告を閲覧することに同意したユーザーには、安全な広告が表示され、報酬としてBATが付与されます。これにより、ユーザーが広告を受け入れるインセンティブが提供されます。
さらに、パブリッシャーには、ユーザーの関心度(Attention)に応じてBATが支払われます。この関心度は広告の閲覧時間などで算出され、質の高い広告やコンテンツを提供するほど多くのBATを受け取れる仕組みです。また、ユーザーがパブリッシャーにBATを投げ銭することも可能で、新たな収益化の方法が広がります。
広告のターゲティングは、Brave内蔵のAIがプライバシーを重視した形で行います。これにより、広告主は中間業者を排除しつつ、ユーザーの興味に基づくフィードバックを得ることで、費用対効果の向上が期待できます。BraveとBATのモデルは市場で検証中ですが、革新的なアプローチとして注目を集めています。
2020年3月以降、国内の暗号資産交換業者がベーシックアテンショントークン(BAT)の取り扱いを開始。それまで海外市場で主に取引されていたBATですが、これにより日本円やビットコイン(BTC)との交換が可能になりました。
ベーシックアテンショントークン(BAT)のメリット
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、ユーザーがプライバシーを守りながら収益を得られる画期的な仕組みです。Braveブラウザを使用することで、広告の閲覧により暗号資産BATを受け取ることが可能です。さらに、Braveリワードに登録することで、コンテンツクリエイターやパブリッシャーは、自身の制作物を通じて広告収入やチップなどの報酬を得ることができます。
また、認証クリエイターネットワークに参加することで、支援を受けるチャンスも拡大します。一方、広告主は、Brave独自の匿名会計システムを活用し、ユーザーのプライバシーを侵害することなく広告キャンペーンの成果を把握できます。このように、ユーザーやクリエイター、広告主すべてにメリットを提供することが、BATの広告エコシステムの特徴です。
暗号資産(仮想通貨)ベーシックアテンショントークン(BAT)の今後と将来性
プライバシーへの懸念が世界的に高まる中、Braveブラウザの利用者が増加していることがデータで明らかになっています。2021年には、Braveのダウンロード数が1,000万件を超え、この年に最も成長したブラウザとなりました。同時に、広告収益が前年の4倍に拡大し、広告閲覧を通じてBATを獲得したユーザーは800万人以上に達するなど、利用が広がっています。
ダウンロード数の増加に伴い、実際の利用者数も年々拡大しています。特に、月間アクティブユーザー(MAU)は2016年のリリース以来5年連続で倍増し、2021年12月には5,000万を突破しました。2022年7月時点では6,200万MAUを記録したものの、その後は伸びが鈍化し、2023年1月には5,480万ユーザーとやや減少傾向にあります。
一方で、1日当たりのアクティブユーザー数はわずかに増加しており、一定の関心を集めていることがうかがえます。競合するGoogle Chromeのユーザー数が2022年4月時点で約34億人に達していることを考慮すると、Braveには依然として成長の余地があるでしょう。今後の発展の鍵は、ユーザーの継続利用をどれだけ促進できるかにかかっています。
ベーシックアテンショントークン(BAT)に関する質問
ベーシックアテンショントークンを買うには?
暗号資産交換業者であるSBI VCトレードにてご購入いただけます。当社で所定の手続きを行ったうえで口座開設いただいた後、当該口座に日本円を入金いただき、ベーシックアテンショントークンの購入等お取引を始めることが可能です。
ベーシックアテンショントークンはいくらから購入できますか?
SBI VCトレードの販売所サービス(現物)では、ベーシックアテンショントークンを1BATから購入できます。日本円での購入価格はベーシックアテンショントークンの相場によって異なりますので、販売所でご確認ください。
ベーシックアテンショントークンの取引はいつでもできますか?
はい、原則365日24時間(土日、祝日含む)取引できます。
ただし、当社メンテナンス期間、カバー先(暗号資産の流動性供給者)のメンテナンス時間(毎日23:59~0:06)については取引はできません。
ベーシックアテンショントークンの取引はスマホでも可能ですか?
はい、スマホで取引できます。初めての方でも簡単にご利用いただける「VCTRADE web シンプルモード」だけでなく、現在の損益状況を一目で把握することができる取引アプリ「VCTRADE mobile」をご利用いただけます。
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