2024/04/17
イラン・イスラエル中東リスクで暗号資産市場が大幅下落!この下落は続くのか?
先週末、イランがイスラエルの首都、テルアビブを攻撃しました。 事前に通告していた内容通りでもあり、イランの報復攻撃は完了したと声明がありました。
先週13日金曜日の24時ごろから、原油価格とゴールド価格が下落しましたので、すでにセルザファクト的な値動き=単純な攻撃で収まることが中東勢ではリークされていたと思われます。
その売りが入ったということは、本件のリスクオフ相場は短期的に一度、終了したと考えて良いでしょう。その証拠に月曜こそ、米株式市場は売られましたが、昨日の火曜日は下げ止まりました。
ドル円、クロス円も上昇していることから、リスクオフでの反応は限定的になりつつあります。 暗号資産市場については、個人的にはかなり売られすぎと見ておりますが、そもそも買われすぎでもあったので、これほどの調整は致しかたなかったのかなと思っている程度です。
金融市場から数日遅れで反応してくるのではないでしょうか。
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30,90,200
MACD:12,26,9
■週後半も調整が続くか?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足分析から入ります
天井圏で形成していたアセンディングトライアングルは形成終了となり、上抜け失敗に終わりました。
上昇トレンドラインを明確に割り込んだことから、もうしばらく調整相場が続きそうです。
上値はSMA30(赤)に直近は頭を抑え込まれそうです。 目先のサポートは、直近安値の920万円付近とSMA90(青)となるでしょう。
理想を申し上げると、あと1週間この価格帯を維持できますと、SMA90がサポートライン付近まで上昇してくると思われますので、テクニカル的にはしっかりとしたサポート帯が出来上がるようになってきます。
まだここ数日は不安定な相場になりそうですが、日数の経過とともに徐々に値固めの動きが出てくると予想します。
直ちに上昇するイメージは無くなりましたが、向こう1週間かけて調整相場が続く横ばい乱高下のイメージでトレードをしていくべきか、と考えております。
またMACDは0.00に到達しましたので、買われすぎシグナルは一切なくなったと考えて良いでしょう。
■上値の目安はSMAが集中するポイント
出所:SBI VCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いて、4時間足に時間軸を落とします。
上値を抑える目処としては楕円で囲ったポイントです。 ここは移動平均線が集中しているポイントですので、テクニカル的にはレジスタンスの目安になりやすいポイントです。
週後半の上値の目処は1010-1025万円付近になりそうです。個人的には1025万円前後まで上値を伸ばすタイミングがあれば、ポジションを落として、再び押し目買いの準備をするつもりです。
1025万円でポジション縮小→990-970万円付近から買い戻し、というイメージでしょうか?950万円をバックに週前半は底堅さを示したと思います。900万円台ミドルをバックにストップを調整して1回転トレードを狙っていきたいところです。
もう一つ朗報としましては、海外デリバティブ市場のOI(オープンインタレスト)はニュートラルになりました。短期的なレバレッジポジションは一掃された状態です。
出所:https://www.coinglass.com/ja/FundingRate
よって、買いポジションが極端に減少しており、閲覧タイミング次第では、買いポジションに金利が付く状態です。売りポジションの方が多い時間帯が増えてきておりますので、ポジションの偏り的には、売りに傾いておりますので、買い方としては有利な展開にもなりやすいでしょう。
■ETHはSMA90に到達
出所:SBI VCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いて、ETH/JPY分析です。
日曜の早朝には一時43万円付近まで下値を拡大しました。並行チャネルレンジ形成開始でしょうか?ピッタリな位置関係です。 SMA90を一時貫通しており、下落トレンド入り!?と不安にもなる形状です。
他のアルトコインはBTCやETHよりも下落を演じており、現状に目も当てられない状況です。しばらく市場が傷んでおりますので、ETHも含めてアルトコインは静観がよさそうです。
強いていうなら、日足のSMA90からの打診買い程度でしょうか?
本日は46万3,500円付近で推移しておりますので、週後半の指値買い目安としては46万3,000円-46万7,000円レベルと記載をしておきます。
またこういった大きな調整相場後は決まってBTCから回復します。 中東リスクは一気に沈静化は難しいと思いますのでアルトコイントレードは控えめに、BTC中心のトレードに比重を置いた方が良いと考えます。
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マーケット情報・チャート
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商号等 | : | SBI VCトレード株式会社(暗号資産交換業者) |
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暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な暗号資産の価格変動等により短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うことや、取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金等の額を上回る損失が発生する場合があります。 当該取引の額の当該証拠金等の額に対する比率は、個人のお客様の場合で最大2倍、法人のお客様の場合は、一般社団法人日本暗号資産取引業協会が別に定める倍率(法人レバレッジ倍率)です。
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商号等 | : | SBI VCトレード株式会社(金融商品取引業者) |
登録番号 | : | 関東財務局長(金商) 第 3247 号 |
加入協会 | : | 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会 |
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