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マーケット情報

2025/07/24

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、ここまで上値の重い動きが続いており、直近では一目均衡表の転換線近辺で上値を抑えられる動きが続いています。ここから、上値の重い動きが続いて一段の下落となるのか、または転換線を完全に上抜けて堅調な動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がゴールデンクロスし、両線の乖離幅も拡大傾向となっており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっています。ここから乖離幅の拡大傾向が続けば、一段の下げとなる可能性も考えられます。

また、目先のトレンドを確認する上で注目されるパラボリックでは、上限ライン出現しており、目先の下向きのトレンド入りを示唆する形状となっています。ただ、価格帯が上限ラインに接触すると、下限ラインの出現となり、上昇トレンドへの転換となる可能性もあることから、目先の動きに注目です。

このことから、目先軟調な動きが予測されます。下値のポイントは、現状のレンジ下限の17,591,450となり、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性が考えらます。その場合の次の下値のポイントは、一目均衡表の基準線と考えられます。この基準線は、現在17,063,475での横ばいが続いており、27日までは横ばいが続きますが、28日には17,269,200、30日には17,307,875まで上昇(その後も上昇傾向)することから、このタイミングでの下抜けには注目です(下げ加速となる可能性も)。

一方、上値のポイントは、直近のレンジ上限の18,185,550となり、ここを上抜ける場合には一段の上昇となり、18,604,050を目指す展開も考えられます。

上値ポイント
➀18,013,760 ②18,185,550 ③18,436,070
下値ポイント
➀17,729,050 ②17,591,450 ③17,063,475


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2025年7月24日10:15

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