2024/10/09
戦時で右往左往!?戦争回避に向けた動きやイランへの報復見送りで買い戻し相場到来するか?
中東情勢が緊迫化しております。
イスラエル側によるイランに対しての報復攻撃を今か今かと金融市場は警戒をしておりますが、現在、イスラエルはレバノンのヒズボラ地域制圧に注力をしているように思えます。
地上戦に乗り出すようで、まずは徹底的にこのエリアを叩くつもりなのかもしれません。
過去にこういった大規模な戦時でも開戦と同時に株式市場が上昇することがあります。
イスラエルの株式市場、テルアビブ指数を見ても安定的に推移しており、さらに原油価格やゴールドさえも下落傾向にあり、VIX指数は上昇していたものは昨晩から下落に転じております。
このあたりを見ていると、戦争回避に向けた動き、あるいはイランへの報復を一時的に見送りなど、そういった検討段階に入っている可能性があります。
これらの発表があれば、大きく買い戻しにつながるでしょう。大統領選挙も1ヶ月を切っているので、事は起こさないように思えます。
■ トレンドラインからの押し目買い
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析です。
前述のシナリオを踏まえてチャート分析していきましょう。
こういった有事は経験上、BTCの値動きは少々疎いと言いますか、ミーハーに動く傾向があります。
よって、まだ戦時を意識したポジション取りが多いように思えます(ショートポジションや現物ポジションの手仕舞いが続いているという意味)。
しかしながら、他の金融市場の動きを見ている限り、BTCだけはまだ逆の値動きをしておりますので、最終的には他の市場と連動して高くなると考えます。肌感1-2日ズレていることが多いため、今週後半〜週末にかけて上昇トレンド再開となるかもしれません。
日足チャートですが、トレンドラインのサポートは本日910万円付近で推移しているため、押し目を狙いに行くならこの水準からの買いトレードが良いのではないでしょうか?
目先高値が955-956万円付近で2度も止められておりますが、再度この水準に追い込めば、いい加減、上抜けするのではないかとも考えます。
抜けた後にはSMA200が控えておりますので、ここが上値のターゲットになります。
965-970万円が目先のターゲットです。現在価格から5%程度も上ですが、近々にこの水準をつけに行くと想定してトレード予定です。
■深い押し目に備える場合は880-885万円がポイント
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いてBTC/JPY4時間足分析です。
SMA200は875万円付近で推移しており、角度的に考察すると、今週中に880-885万円付近まで緩やかに上昇すると考えます。
深い押し目が入った場合、この水準がサポートになりやすいので、思わぬ下落が入った際にはこの水準からの買いも考慮しておくと良いでしょう。
よって今週後半にかけての買い場ポイントは910万円付近、880-885万円付近の2つの予想を出しておきます。
そしてターゲットは目先レジスタンスラインが引ける955-956万円と日足SMA200が推移する965-970万円付近です。この水準で一部利益確定を入れると良いのではないでしょうか。
■三角保合ブレイクまもなく?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いてETH/JPY日足チャート分析です。
三角保合相場が続いており、小動きな展開が引き続き予想されますが、ブレイクアウトもそろそろ行われても良いのではないかという形状です。
現在はSMA30にサポートされながらも価格を維持しており、下げたとしても下限ラインも控えておりますので、この水準で止まりやすいと考えます。
仮に上方向にブレイクする場合、目安はSMA90が推移する40万円付近でしょう。
三角保合をブレイクし上昇トレンドが開始された際は、このSMA90と相談しながら利食いを入れていく戦略を考えております。
そこから押し目を作るサポートライン付近で再び買い直して最終的にSMA90も抜けてくるイメージです。
少し大きめのレンジで意識するとSMA30-90のゾーンで推移しやすいと考えております。
中東情勢が不安定ながらも他のリスクオフ指標はすでに下落に転じ始めておりますので週後半はリスクオンニュースが流れやすいと考えます。それに備えた買い戦略を維持していきたいと思います。
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