Market Report

マーケット情報

2024/11/21

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、11/12の高値更新後に失速したものの、その後はレンジ内でのもみ合いの動きが続いています。ここからレンジ上限を上抜けて上昇に転じるのか、レンジ下限を下抜けて再び軟調な動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスして両線とも下向きとなっており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっています。ここから、両線の乖離幅が拡大すれば下げが加速する可能性も考えられます。

また、現状の持ち合いを、下げ途中の小休止の持ち合いと考えれば、5波動目及び7波動目で同方向に抜ける可能性も予測できます。レンジ下限を下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性もあり、その場合の下値のポイントは一目均衡表の基準線の455,673(現状では来週29日までは横ばいが続く)近辺と考えられます。そして、この場面では、基準線近辺で下げ止まるのか、基準線を下抜けてさらに下げが続くのか注目です。

また、レンジ下限の476,920を下抜ける場合の下値目標の計算値は444,925と計算できることから、基準線を下抜けた場合の下値のポイントはこの辺りまでを想定しておきたいところです。

一方、レンジ上限を上抜ける場合には、堅調な動きとなり直近高値の542,935を目指す可能性も考えられます。

上値ポイント
➀504,885 ②510,940 ③518,470
下値ポイント
➀480,930 ②476,920 ③455,673


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年11月21日10:00

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