Market Report

マーケット情報

2024/08/01

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、先週末に上昇に転じて一目均衡表の雲下限近辺まで上昇しましたが、雲下限ライン近辺で押し戻され、軟調な動きとなっています。また、転換・加速となり易い日柄であった30日を境に再び下落に転じて、一時直近安値近辺まで下落しています。ここから更に一段の下落となるのか、再び上昇に転じて雲下限ラインの上抜けを試す展開となるのか注目されています。




目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がゼロ近辺でクロスして両線下向き継続中となっており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっています。ただ、乖離幅は小幅拡大となっていますが、拡大の傾向が続けば、さらに下落となる可能性も考えられます。また、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、低水準域ではありますが両線が下向きとなっており、短期的にも軟調な動きを示唆する形状となっています。

このことから、目先は軟調な動きが考えられます。下値のポイントとなる488,265を完全に下抜ける場合には一段の下落となり、ここを下抜けたことによる下値目標の計算値は449,930と計算できます。

一方、上値のポイントは一目均衡表の基準線となり、ここを上抜ければ一段の上昇も考えられます。現在、基準線は520,315に位置していますが、明日には531,038まで上昇(487,650を下回らない場合)となります。


上値ポイント
➀500,620 ②520,315 ③525,383
下値ポイント
➀487,650 ②475,000 ③465,860


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年8月1日10:50

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