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2023/07/27

アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX」参加レポート





7月25日~26日、世界からWeb3に関わる有望プロジェクトや企業、起業家、投資家、開発者らを集めたWeb3カンファレンス「WebX」が東京国際フォーラムにて開催されました。入場者は1万5千人(主催者発表)にのぼり、アジア最大級のWeb3カンファレンスとなりました。




SBIホールディングスはWebXのプラチナスポンサーとなっており、会場にはSBIグループのブースも設置されました。ブースに来てくださった皆様におかれましては、心より感謝申し上げます。



WebXでは、経済産業省、デジタル庁、金融庁、大阪府、大阪市などの省庁や地方自治体が後援を行っており、岸田総理大臣、西村経済産業大臣、萩生田自民党政務調査会長、吉村大阪知事などの国内に影響力のある要人も講演を行いました。

また、萩生田政務調査会長はSBIグループのブースにもお越しいただきました。





ブースゾーンでは、ここでは紹介しきれないほど非常に多くの暗号資産プロジェクトがブースを出店していました。ここでは例として、弊社で上場している暗号資産のブースを紹介いたします。





数多く開催されたセッションやイベントについても、今回は筆者が注目したものをいくつかピックアップしてレポートします。

まずは、「日本の暗号資産のグローバルの影響力」のセッションです。
小田JVCEA代表理事、廣末JCBA会長、加納JBA代表理事、および金融庁牛田氏らが、今後の日本の暗号資産市場のグローバル市場での優位性および展望を話し合う内容となりました。





また、「日本でステーブルコイン解禁 暗号資産・金融業界はどう変わる」セッションではステーブルコイン分野の法整備に関わった弁護士や企業の代表者が登壇し、6月に施行された改正資金決済法等により、今後日本で発行されるステーブルコインが日本やグローバル市場にどのような影響を及ぼすかについて話し合われました。





次にプラチナスポンサーとなっているRipple社の講演です。Ripple社デイビット・シュワルツ最高技術責任者と吉川絵美バイスプレジデントが登壇しました。
SECとのXRPをめぐる裁判判決が出た直後であり注目され、今後のXRPレジャーの青写真について話し合われました。





Ripple社のサイドイベントなども開催され、こちらも大盛況となりました。当社からは代表取締役の近藤が参加いたしました。





ドージコインのモデルとなった柴犬の「かぼす」のビデオ講演もありました。





ドージコインのグッズはやはり大人気でしたが、私もなんとか松原OASYS代表と一緒にかぼすちゃん帽子とTシャツを購入することができました。



また今回のイベントでは、日本を代表する企業も多く参加しました。例えばサントリーの講演では、ウィスキーの話やWeb3を使ったグローバル進出を目指すなど、前向きな発言が出てきていました。





最後に僭越ながら、筆者であるわたくし「仮想NISHI」も、「トップアナリスト3人が語る今後のクリプト市場のゆくえ」セッションに登壇させていただきました。bitbank長谷川マーケット・アナリスト、bitFlyer金光Head of Crypto Strategy Dept.とともに、短期の市況のほか、2024年に起きるビットコインの半減期によるクリプト市場への影響についてのディスカッションを行いました。こちらのセッションは、おかげさまで入場制限のかかるほどの満員+立ち見のセッションとなりました。視聴してくださった皆様、本当にありがとうございました。





「アジア最大級のWeb3カンファレンス」が日本で行われたことは、わが国の発展にとって大変意義があることだと思います。ここで生まれたWeb3の潮流がさらに良い方向へ加速していくことを期待しています。


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