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2024/12/12

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、上値のポイントであった直近高値の15,794,400を一時上抜けましたが、その後は上値の重い動きとなりました。ただ、ここにきて再び堅調な動きとなり、昨日終値ベースで15,842,300と上抜ける場面もありましたが、その後は再び上値の重い動きとなっており、ここから再び上抜けて一段の上昇となるのか、軟調な動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、クロスも近づいています。クロスすれば目先の堅調な動きを示唆する形状となることから、目先両線の形状に注目です。また、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、両線が上向きとなっており、堅調な動きを示唆する形状となっています。

このことから、目先堅調な動きが続く可能性が考えられます。また、相場の方向性を示すとされる一目均衡表の基準線は、現在15,033,800に位置していますが、14日には15,138,125まで上昇します。そのため堅調な動きを示唆する形となりますが、基準線を下抜ける場合には方向性が変わる可能性もあることから、基準線の下抜けには注意が必要です。また、高値の16,035,400を上抜ける場合には、基準線もさらに上昇するので注目です。


上値のポイントは、直近高値の16,035,400となり、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられ、その場合の目先の上値目標の計算値は16,121,882と計算できます。一方、下値のポイントは一目均衡表の基準線となります。基準線を下抜ける場合には、相場の方向性が変わる可能性にも注意が必要です。

上値ポイント
➀15,892,950  ②16,035,400  ③16,121,882
下値ポイント
➀15,558,900  ②15,033,800  ③14,240,850


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年12月12日10:30

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