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2023/09/07

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、大幅下落後は底固い動きが見られましたが、上値も重いレンジ内の動きが続いています。ここから、再び上昇に転じる展開となるのか、一段の下落となるのか注目されています。




目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線上向き継続中ですが、乖離幅は狭いままの展開が続いており、強気に向けにくい形状となっています。一方、相場のトレンドを見る上で注目されるパラボリックでは、下限ラインが出ており堅調な動きを示唆する形状となっています。ただ、下限ラインにサポートされていますが、価格帯に近い位置にあることから、下抜けて転換(上限ラインが出現)しやすい形状でもあります。

このことから、目先の相場の方向性が変わりやすく、方向性が掴みにくい状況であると考えられます。そのため、相場の流れが変わっても対応できる準備をしておくことが望ましいです。

下値のポイントは、パラボリックの下限ラインの244,123となり、ここを下抜けるとパラボリック上の相場の転換となることから注目です。そして、次の下値ポイントは236,735であり、ここを下抜ける場合には、一段の下げ下げとなる可能性も考えられます。その場合の下値目標の計算値は222,725と計算できます。

一方、上値のポイントは、一目均衡表の基準線の256,683となり、ここを上抜けると一段の上昇が考えられます。ちなみに、本日の基準線は256,683に位置しており、ここまで横ばいが続いていました。しかし、明日8日から連日の低下となり、11日には256,735まで低下、さらに12日には242,068まで急低下となるため、このタイミングで上抜けとなるのか注目です。

上値ポイント
➀252,810 ②256,683 ③261,620

下値ポイント
➀244,123 ②240,560 ③236,735


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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