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2024/12/26

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、一時下値のポイントとなる一目均衡表の基準線を下抜けて一段の下落となりました。ただ、軟調な日柄の経過が一服すると、上昇に転じて再び基準線を上抜ける展開となっています。ここから更に一段の上昇となり、直近高値を目指す展開となるのか、再び基準線を下抜けて軟調な動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小傾向となっていることから、この先両線がクロスすれば目先堅調な動きを示唆する形状となります。さらに、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、すでに両線が低水準域でクロスして堅調な動きを示唆する形状となっています。

このことから、目先堅調な動きが続くと考えられます。日柄的には、ここから3-4営業日堅調な動きが続くと予測され、その場合には直近高値の17,053,100をトライする可能性も視野に入ります。


上値のポイントは、直近高値の17,053,100となり、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられますが、予測される日柄が経過する場合には失速となる可能性も考えられます。一方、下値のポイントは一目均衡表の基準線となり、ここを下抜ける場合には再び軟調な動きとなる可能性も考えられます。なお、基準線は、現在15,664,750に位置していますが、29日には15,690,216に、1月1日には15,664,750まで小幅上昇となります。


上値ポイント
➀16,098,200  ②16,551,100  ③17,053,100
下値ポイント
➀15,871,300  ②15,664,750  ③14,837,500


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年12月26日10:25

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