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マーケット情報・チャート

2023/05/11

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、ここまで下支えられていたポイントの一目均衡表の基準線を下抜けて一段の下げとなり、一目均衡表の雲の中に入り込む展開となりました。ここから、雲下限ラインを下抜けて一段の下げとなるのか、再び雲上限ラインを上抜けて底固い動きが続くのか注目されています。





目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線下向きとなっており、先行するラインはすでにゼロラインを下抜けています。ここから、両線がゼロラインを下抜けとなり、下げ継続を示唆する形状となるのか注目されます。

ただ、さらに短期の動きを見る上で注目されているストキャスティクスでは、両線が下方ライン近辺でクロスしていることから、短期的には底固い動きを示唆する形状となっています。このことから、目先雲上限ライン近辺まで戻すことができるのか注目され、日柄的には3-6日程度の戻りと予測できます。

一目均衡表では、基準線と転換線がクロスしており、遅行スパンが価格帯を下抜けていることから、これに加えて雲下限ラインを下抜ける場合には、三役逆転の弱気シグナルとなることから、雲を下抜ける展開となるのか注目です。

目先の上値のポイントは、雲上限ラインと一目均衡表の基準線、ここを上抜ければ一段の上昇が期待できます。一方、下値のポイントは一度サポートされている3,718,500、ここを下抜けば、雲下限を目指す展開も考えられます。

上値ポイント
➀3,903,800 ②3,941,200 ③3,994,700

下値ポイント
➀3,718,500 ②3,575,300 ③3,475,300


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)

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