Market Report

マーケット情報

2024/10/31

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一目均衡表の基準線を一時下抜けたものの底固い動きとなり、完全に(終値ベースで)下抜けとはならずにその後は堅調な動きが続いています。さらに、パラボリックの下降ラインを上抜けて一段の上昇となっており、ここから更に一段の上昇となるのか、一旦調整の動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスして底固い動きを示唆する形状となっています。ただ、より短期的な動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、両線が上限近辺まで到達しており、ここから一旦調整の動きも想定される形状となっています。

このことから、目先調整の動きも考えられますが、下値のポイントとなる基準線を下抜ける展開とならなければ、再び堅調な動きとなる可能性が考えられます。上値のポイントは、レジスタンスの422,770となり、ここを完全に上抜ければ、一段の上昇も考えられます。その場合の上値目標は、447,425から451,288と考えられます。また、サイクル的にトップは15日(±3日)と予測できます。ただ、基準線を完全に下抜ける場合には、下向きの流れとなる可能性も考えられ、その場合には一目均衡表の雲下限近辺で下げ止まるのかどうかがポイントと考えられます。

上値ポイント
➀422,770 ②426,505 ③447,425
下値ポイント
➀408,255 ②390,993 ③372,570


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年10月31日10:40

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