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マーケット情報

2025/07/03

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、一目均衡表の中での推移が続いていましたが、現状では一目均衡表の雲を上抜けており、ここから一段の上昇となるのか、再び雲の中での展開となるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がゴールデンクロスとなり、目先の堅調な動きを示唆する形状となっています。ただ、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、両線がデッドクロスしており、軟調な動きを示唆する形状となっています。

このことから、短期的(2—3営業日)に一旦調整となるものの、その後は堅調な動きとなると考えられます。ただ、一目均衡表の基準線を下抜ける場合には一段の下落となる可能性も考えられることから、基準線を下抜けないことが条件となります。

基準線は、現在373,045に位置しており、6日までは横ばいが続きますが、7日には366,165に、8日には346,193まで低下します。基準線を下抜ける場合には、一段の下落となる可能性もあることから、目先の動きに注目です。

また、基準線と転換線の関係は、上昇局面の時は転換線が基準線の上側で推移する傾向ですが、下落局面では基準線が転換線の上側に位置する傾向となります。現状では、基準線が上側に位置していることから、強気になり難い状況と言えます。そのため、週明けの基準線の急速な低下で基準線と転換線の位置関係にも注目です。

一方、上値のポイントは386,115となり、374,870を下抜けなければ406,115が上値目標の計算値となります

上値ポイント
➀386,115 ②397,935 ③406,115
下値ポイント
➀363,460 ②361,665 ③351,060


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2025年7月3日10:20

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