cryptonews
286日前
ブータン、暗号資産保有量でエルサルバドルを上回る=アーカム調べ

アーカム・インテリジェンス(Arkham)のデータによると、ブータンが主要なビットコイン(BTC)保有国として浮上し、暗号資産保有量でエルサルバドルを上回った。
9月16日、オンチェーン分析プラットフォームのアーカム・インテリジェンスは、ブータンが約7万5800万ドル相当の1万3029ビットコインを保有していることを明らかにした。
これにより、ブータンは南アジア最大のビットコイン保有国となり、3万3100万ドル相当の5875BTCを保有するエルサルバドルを上回った。
●ブータン、水力発電を利用してビットコインをマイニング
このビットコイン保有は、ブータン王国の投資部門であるドゥルク・ホールディングス・アンド・インベストメンツ(DHI)に関連しているとされ、同社は国内の豊富な水力発電を利用してビットコインのマイニングを行ってきた。
アーカム・インテリジェンスは、オンチェーンデータと衛星画像を組み合わせて、ブータンの旧教育都市プロジェクト用地でのマイニング操業を特定し、この活動を確認することができた。
ドゥルク・ホールディングスはビットコインに加えて、約150万ドル相当の656イーサリアム(ETH)、さらに少量のBNB(正式名ビルドアンドビルド、通称バイナンスコイン)とポリゴン(MATIC)を保有しており、暗号資産ポートフォリオをさらに多様化している。
ブータンの国内総生産(GDP)は2024年末までに300億ドルに達する見込みであり、ビットコイン保有量はGDPの約4分の1に相当する。
ブータンのビットコインマイニングは2019年4月に始まり、当時の暗号資産価格は約5000ドルだった。
最近では、2023年5月にドゥルク・ホールディングス・アンド・インベストメンツがビットディアと提携し、カーボンニュートラルなマイニング事業を拡大。
2025年半ばまでに国のマイニング能力を600メガワットまで引き上げる計画だ。
一方、エルサルバドルは2021年9月にビットコインの購入を開始したが、当時の価格はより高く、約5万1700ドルだった。
この中米の国はその後、火山の地熱エネルギーを利用したビットコインマイニングに注力しているが、全体的な保有量ではブータンに後れを取っている。
●失敗した政府プロジェクトが最大のBTCマイニング施設に
フォーブズ誌が昨年報じたところによると、ブータン最大かつ最も重要なマイニング施設は、「教育都市」と呼ばれる100億ドルの失敗した政府プロジェクトの用地に位置している。
このプロジェクトは、国際的な教育と知識の中心地を確立することを目指していたが、スキャンダルと不適切な管理により放棄された。
この用地のビットコインマインは山岳地帯の背後に隠れているが、変圧器と送電線によってその存在が明らかになっている。
過去の衛星画像によると、その建設は2021年12月に始まった。
財務省を含む国の政府は、暗号資産関連の活動について口を閉ざしたままだ。
ブータンの主要航空会社、水力発電所、チーズ工場も監督しているドゥルク・ホールディングス・アンド・インベストメンツは、ビットコインマイニングの収益や投資に関する詳細な情報を提供していない。
ブータンのビットコインマイニングへの関心は、コロナウイルス(COVID-19パンデミック)による経済的課題への対応として生じた。
ブータンの当局者たちは2020年にビットコインマイナーやサプライヤーとの接触を開始した。
同国は2022年に産業による電力使用量が大幅に増加し、ビットコインマイニングに使用されるチップの輸入も大幅に増加した。
特定された国営マインは重要な進展を示しているが、ブータン最大のものではない可能性がある。
同国はまた、ゲドゥの町に600MWの施設を建設するため、シンガポールのビットコインマイニング大手ビットディアと提携している。
(イメージ写真提供:123RF)
This story originally appeared on cryptonews.com.
サービス
マーケット情報・チャート
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- エックスアールピー(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- カルダノ(ADA)
- ドージコイン(DOGE)
- ステラルーメン(XLM)
- テゾス(XTZ)
- ソラナ(SOL)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC)
- フレア(FLR)
- オアシス(OAS)
- エックスディーシー(XDC)
- シバイヌ(SHIB)
- ダイ(DAI)
- コスモス(ATOM)
- アプトス(APT)
- ヘデラ(HBAR)
- ジパングコイン(ZPG)
- ニアー(NEAR)
- ユーエスディーシー(USDC)
- ニッポンアイドルトークン(NIDT)
- アルゴランド(ALGO)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- チリーズ(CHZ)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- メイカー(MKR)
- オーエムジー(OMG)
- サンドボックス(SAND)
- トロン(TRX)
暗号資産及び電子決済手段を利用する際の注意点
暗号資産及び電子決済手段は、日本円、ドルなどの「法定通貨」とは異なり、国等によりその価値が保証されているものではありません。
暗号資産及び電子決済手段は、価格変動により損失が生じる可能性があります。
外国通貨で表示される電子決済手段については、為替レートの変動により、日本円における換算価値が購入時点に比べて減少する可能性があります。
暗号資産及び電子決済手段は、移転記録の仕組みの破綻によりその価値が失われる可能性があります。
当社が倒産した場合には、預託された金銭及び暗号資産及び電子決済手段を返還することができない可能性があります。
暗号資産及び電子決済手段は支払いを受ける者の同意がある場合に限り、代価の支払いのために使用することができます。
当社の取り扱う暗号資産及び電子決済手段のお取引にあたっては、その他にも注意を要する点があります。お取引を始めるに際してはサービスごとの「サービス総合約款 」「暗号資産取引説明書(契約締結前交付書面)」「電子決済手段取引説明書(契約締結前交付書面)」等をよくお読みのうえ、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただきご自身の判断にてお取引くださるようお願いいたします。
秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産及び電子決済手段を利用することができず、その価値を失う可能性があります。
PDF書面のご確認には、当社が推奨いたしますブラウザソフト、ならびにPDFファイル閲覧ソフトが必要となります。
手数料について 口座管理費、年会費、日本円の入金手数料、暗号資産、電子決済手段の受取・送付(入出庫)手数料はかかりません。そのほか、取引所取引(板取引)での手数料及び、レバレッジ取引において、ファンディングレートが発生しますが、お客様から徴収する場合と付与する場合があります。詳しくは「手数料」をご確認ください。
上記に加え、暗号資産関連店頭デリバティブ取引を行う場合の主な注意点
暗号資産関連店頭デリバティブ取引に関して顧客が支払うべき手数料 、報酬その他の対価の種類ごとの金額若しくはその上限額又はこれらの計算方法の概要及び当該金額の合計額若しくはその上限額又はこれらの計算方法の概要は、「手数料」に定める通りです。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引を行うためには、あらかじめ日本円、暗号資産、電子決済手段(当社にて取扱いのある銘柄に限ります。)で証拠金を預託頂く必要があります。預託する額又はその計算方法は、「証拠金について」をご確認ください。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、少額の資金で証拠金を上回る取引を行うことができる一方、急激な暗号資産の価格変動等により短期間のうちに証拠金の大部分又はそのすべてを失うことや、取引額が証拠金の額を上回るため、証拠金等の額を上回る損失が発生する場合があります。 当該取引の額の当該証拠金等の額に対する比率は、個人のお客様の場合で最大2倍、法人のお客様の場合は、一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会が別に定める倍率(法人レバレッジ倍率)です。
暗号資産関連店頭デリバティブ取引は、元本を保証するものではなく、暗号資産の価格変動により損失が生じる場合があります。
当社の提示するお客様による買付価格とお客様による売付価格には差額(スプレッド)があります。スプレッドは暗号資産の価格の急変時や流動性の低下時に拡大することがあり、お客様の意図した取引が行えない可能性があります。
「暗号資産取引説明書(契約締結前交付書面)」等をよくお読みのうえ、リスク、仕組み、特徴について十分に理解いただき、ご納得されたうえでご自身の判断にて取引を行って頂きますようお願いいたします。
商号等 | : | SBI VCトレード株式会社 |
第一種金融商品取引業 | : | 関東財務局長(金商)第3247号 |
暗号資産交換業 | : | 関東財務局長 第00011号 |
電子決済手段等取引業 | : | 関東財務局長 第00001号 |
加入協会 | : | 一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(会員番号1011) |
免責事項 当社ウェブページ遷移前に表示された情報は、当社が作成・管理しているものではありません。