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3日前
ブラックストーン、初の暗号資産投資―ブラックロックのビットコインETFを取得

世界最大の代替資産運用会社であるブラックストーンが、現物ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)であるブラックロックのIBIT(iシェアーズ・ビットコイン・トラスト)の持分を購入し、暗号資産(仮想通貨)市場に最初の一歩を踏み出した。
SEC(米証券取引委員会)への20日の提出文書によると、ブラックストーンは3月31日時点でIBITを2万3094口(約108万ドル相当)取得している。
この投資は、同社の26.3億ドルのBTMIX(オルタナティブ・マルチストラテジー・ファンド)に加えられ、規制を受けた金融商品を通じた同社のビットコインへの最初のエクスポージャーとなった。
●ブラックストーン、プロシェアーズ・ビットコインETFと暗号資産ATMの株式をポートフォリオに追加
ブラックストーンがBITO(プロシェアーズ・ビットコインETF)を9889口(計18万1166ドル)と、比較的小規模ながら暗号資産ATM運営者であるBTM(ビットコイン・デポ)を4300株(6300ドル)購入したことも、この文書で明らかになった。
ブラックストーンの1.2兆ドルの運用資産と比べると規模は小さいが、これまで暗号資産から距離を置いていた同社にとって、今回の動きは注目すべき変化を意味している。
ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマンCEO(最高経営責任者)は19年に暗号資産に懐疑的な見方を示し、「私は誰かが通貨を管理する必要がある世界で育ってきた」と述べ、その背後にある技術を理解することの困難さを認めた。
ビットコインETFへのブラックストーンの進出は、デジタル資産への機関投資家のアクセスの需要が拡大する中で生じた。
ブラックロックが24年1月に立ち上げたIBITは、瞬く間に米国の現物ビットコインETFでトップに立った。
ファーサイド・インベスターズによると、同ファンドは5月中旬時点で461億ドル超の純流入を記録し、4月9日以降流出となった日は1日もない。
これに対し、米国の公的年金基金で最初期にビットコインへのエクスポージャーを持ったウィスコンシン州投資委員会は15日、第1四半期に600万口のIBITを全て売却したと報告した。
IBITは、それぞれ118億ドルと28億ドルが純流入したフィデリティのFBTC(フィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド)やアークのビットコインETFといった競合商品を上回り続けている。
●デジアジアの株価、1億ドルのビットコイン購入計画で倍増
ナスダック上場会社であるインドネシアのフィンテック企業デジアジアの株価は、同社が新たな財務戦略の一環としてビットコインを購入し始めるために1億ドルを調達する計画を発表したことを受け、19日に91%超急騰した。
ジャカルタに拠点を置く同社は、ビットコイン準備金の創設を取締役会が承認したことを明らかにした。
デジアジアは、純利益の最大50%をビットコインの取得に充てる予定だと述べ、デジタル資産への企業の関心が高まる中での資産運用方法の見直しを示唆した。
デジアジアは利益をビットコインに充てるだけでなく、ビットコイン保有を促進するために最大1億ドルの資金調達を積極的に模索している。
注目すべきことに、上場企業はビットコインへのエクスポージャーを増やし続けており、マイケル・セイラー氏のストラテジーがその先頭に立っている。
バージニア州に拠点を置く同社は最近、追加のビットコインを取得するために資本調達活動を840億ドルに倍増させると発表した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/blackstone-makes-first-crypto-move-with-investment-in-blackrocks-bitcoin-etf/
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