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77日前
ゴールドマン・サックス、イーサリアムETF保有量が20倍に増加

投資銀行大手のゴールドマン・サックスが、24年第4四半期にイーサリアム(ETH)ETF(上場投資信託)の保有量を20倍とし、暗号資産(仮想通貨)ETFへのエクスポージャーを大幅に増やした。
また、11日にSEC(米証券取引委員会)に提出されたフォーム13Fによると、同行のビットコイン(BTC)ETFへの投資額は15億ドル超に達している。
この提出文書によると、同行はイーサリアムETFへの投資を2200万ドルから4億7600万ドルに増やしている。
●ゴールドマン・サックス、保有イーサリアムETFをブラックロック、フィデリティ、グレースケールに分割
同行の保有資産は、ブラックロックのETHA(iシェアーズ・イーサリアム・トラストETF)とFETH(フィデリティ・イーサリアム・ファンド)にほぼ均等に分割され、さらに630万ドルがETHE(グレースケール・イーサリアム・トラストETF)に分配されている。
同行は同時に、保有するビットコインETFを114%増の15.2億ドルに増やしている。
これには、ブラックロックのIBIT(iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF)12.8億ドル相当(第3四半期から177%増)や、フィデリティのFBTC(フィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド)2億8800万ドル相当が含まれる。
同行は、360万ドル相当のGBTC(グレースケール・ビットコイン・トラスト)も保有している。
ゴールドマン・サックスの暗号資産ETF保有量の急増は、ビットコインとイーサリアムの価格高騰と一致している。
コインゲッコーのデータによると、24年第4四半期の期首から期末にかけて、ビットコインは41%、イーサリアムは26.3%急騰した。
注目すべきことに、ゴールドマン・サックスはビットワイズ、ウィズダムツリー、インベスコ-ギャラクシー、アーク21シェアーズのETFのポジションを手放しており、ブラックロックやフィデリティなどのより大規模で確立されたファンドへの移行が示唆される。
同行は、24年第2四半期に現物暗号資産ETF市場に初めて参入し、4億1800万ドル相当のビットコインETFを購入した。
この新たな動きは、増々好ましくなる規制環境に支えられたウォール街における暗号資産の受け入れの高まりを示している。
エクスポージャーの拡大にもかかわらず、ゴールドマン・サックスはこれまで資産クラスとしてのビットコインと暗号資産に批判的だった。
同行は20年、暗号資産を持続可能な投資ではないとし、顧客にとって「適切な資産クラスではない」と述べた。
24年4月には、ゴールドマン・サックスでプライベート・ウェルス・マネジメント部門のCIO(最高投資責任者)を務めるシャルミン・モサバール・ラフマニ氏がこの姿勢を強め、暗号資産ブームを17世紀のチューリップ・バブルになぞらえ、「私たちは暗号資産を信じていない」と語った。
●ゴールドマン・サックス、独自の暗号資産取引プラットフォームに注目
過去の懐疑主義にも関わらず、同行はブロックチェーン及びデジタル資産を受け入れているようだ。
ブルームバーグは24年11月、機関投資家がブロックチェーン技術を使って金融商品に投資できるようにする独自の暗号資産プラットフォームの立ち上げをゴールドマン・サックスが検討していると伝えた。
同行のデービッド・ソロモンCEO(最高経営責任者)は1月、ビットコインが米ドルに並ぶことはないとの考えを述べた。
ダボスでCNBCのアンドリュー・ロス・ソーキン氏と対談したソロモン氏は、ビットコインを投機的資産と表現した。
しかし、同氏は、世界の支配的な準備通貨である米ドルをビットコインが超えることはできないと述べた。
「結局のところ、私は米ドルの信奉者だ。ビットコインは投機的資産、興味深い投機的資産だ。しかしこれについて他に言うべきことはないと思う」と同氏は述べた。
「ビットコインが米ドルの脅威だとは考えていない」と同氏は付け加えた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/goldman-sachs-ramps-up-ether-etf-holdings-by-2000-as-bitcoin-etf-stash-surpasses-1-5b-in-q4-2024/
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