マーケット情報

　スイ（ＳＵＩ）は直近２．８５ドルまで下落し、２４時間で５％の損失、過去１週間で１３％の下落を記録した。

　このアルトコインは暗号資産市場全体ほど急激には下落していないが（市場全体は２４時間で３％下落）、１５億ドルのバイビット社ハッキングが引き起こした被害からは逃れられなかった。

　１カ月で２５％下落しているものの、過去１年では７６％の上昇を維持しており、スイネットワーク自体も過去数カ月で指数関数的に成長している。

　バイビット社ハッキングがソラナ（ＳＯＬ）やイーサリアム（ＥＴＨ）への需要を大幅に弱めていることを考えると、このネットワーク成長は２０２５年にかなりの価格上昇の基盤となる可能性がある。

●スイ、価格下落後に２５億ドルの取引高急増－次はイーサリアムかソラナか

　ＳＵＩは１月４日に史上最高値の５．３５ドルに達して以来、現在４６．５％下落しており、この日以降、コインは中期的な抵抗レベルである２．７５ドルから跳ね返っている。

　本日のチャートはやや曖昧で、指標が中間位置から脱出するのに苦戦しているため、コインは今後数日でまた簡単に下落する可能性がある。

　例えば、３０期間平均（オレンジ）はまだ下向きで、数日前に２００期間平均（青）を下回ったことを考えると、強気の反転が起こる前にまだしばらく待つ必要があるかもしれない。

　同様のことがＳＵＩの相対力指数（紫）にも当てはまり、５０レベル付近で揺れ動いており、それ以上上昇することができない。

　これは強気派がアルトコインの復活を望んでいるものの、現在の市場はまだあまりにも落ち込んでおり、協調した回復を維持できないことを示唆している。

　需要が低いのは、先週（１６日〜）のバイビット社ハッキングの影響と、米国がメキシコとカナダに関税を課すことが確認されたためでもある。

　しかし長期的には、ファンダメンタルズを考えると、スイは引き続き非常に有望に見える。

　メタ社が放棄したリブラ／ディエムプロジェクトの派生物であるスイは、より組織的で安全なムーブプログラミング言語を使用するレイヤーワンブロックチェーンネットワークである。

　最近数カ月で大きな成長を遂げており、スイレンドやナビプロトコルなどのスイベースのアプリが日々数億ドルを集めるにつれ、総ロック値（ＴＶＬ）は１２億６０００万ドルに上昇している。

　また、過去数日間で５７００万に達したアクティブアドレスの大幅な増加も見られた。

　これらはすべて継続的な成長を示しており、スイの価格も並行して成長し、３月末までに再び３．２５ドルに達する可能性がある。

●新プロジェクトがスイの強気見通しを弱める可能性

　スイは有望に見えるが、ソラナの潜在的なライバルとしての地位が今年危機に瀕する可能性があり、あるプロジェクトがその魅力を損なう可能性がある。

　このプロジェクトはソラクシー（ＳＯＬＸ）で、ソラナのレイヤー２ネットワークであり、非常に成功したプレセールで２３５０万ドル以上を調達している。

　Ｌ２として、ソラナユーザーが失敗した取引、停止、混雑を避けることを可能にする。

　これらは過去数年間のアップグレードにもかかわらず、レイヤーワンネットワークにとって依然として問題となっている。

　ソラクシーはソラクシーのネイティブトークンとして機能し、ユーザーはＬ２の低い取引手数料を支払うためにこれを必要とする。

　ソラクシーは非常に高速な取引と即時のブリッジングも約束しているため、ソラクシーへの需要は膨大になる可能性がある。

　保有者はこれをステーキングすることもでき、価格上昇に加えて、サイドで受動的な収入を得ることができる。

　投資家は公式ソラクシーウェブサイトにアクセスしてセールに参加し、現在の価格である０．００１６４８ドルでソラクシーを購入することができる。

　この価格はセール終了前に何度も上昇するため、新規投資家は早めに行動すべきである。

（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

https://cryptonews.com/news/sui-sees-2-5-billion-volume-surge-after-price-crash-next-ethereum-or-solana/

This story originally appeared on cryptonews.com.