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240日前

マイクロストラテジー、直近で2万1550ビットコインを取得

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 マイクロストラテジーは、ビットコイン蓄積戦略において新たに大きな動きを見せ、12月9日の公式提出書類によると、約21億ドルで2万1550BTCを購入した。

 12月2日から8日の間に行われたこの買収は、1ビットコインあたり平均9万8783ドルで実行された。

 この今回の買収により、情報ビジネス企業の巨人は、合計42万3650BTCを保有することになり、その価値は約420億ドルとなる。

●マイクロストラテジー、5週連続のビットコイン購入

 今回の買収は、同社が5週連続でビットコイン投資を行ったことを意味する。

 つい先週、同社は1万5400BTCを15億ドルで取得し、1コインあたりの平均価格は9万5976ドルだった。

 同社は、2024年10月に認可された、210億ドル規模の株式公募の一環として、約540万株の普通株式を売却し、今回の取引の資金を調達した。

 同社は今後3年間で、420億ドルの資金調達を計画しており、その資金は株式と債券で均等に分配される予定である。

 このうち、91億9000万ドル相当の株式は、今後売却が可能である。

 共同創業者で執行会長のマイケル・セイラー氏は、同社が保有するビットコインは1BTCあたり平均6万324ドル、手数料を含めると総額256億ドルで取得したことを明らかにした。

 同社のビットコインの利回りは12月9日現在、累計で68.7%に達している。

●アマゾン、ビットコイン投資を検討

 ちょうど今日、ワシントンD.C.を拠点とし、自由市場主義を標榜するシンクタンク、米国公共政策研究センター(NCPPR)はアマゾンに、ビットコインに焦点を当てた、企業財務戦略の採用を検討するよう呼びかけた。

 シンクタンクはアマゾンへの提出書類の中で、インフレが企業の準備金に与える影響について懸念を示した。

 現在のインフレ率を4.95%と出している消費者物価指数(CPI)は、実際の通貨安を測るには「極めて不十分な指標」だと批判した。

 同センターは、実質的なインフレ率はかなり高くなる可能性があり、公式のCPI数値の2倍になる可能性があることを示唆した。

 この提案は25年4月の株主総会で議論される予定だ。

 NCPPRの提案は、機関投資家によるビットコインの導入を求める、広範な動きと一致している。

 10月には、同様の書簡を通じてマイクロソフトにビットコインへの投資を促した。

 しかし、マイクロソフトは、経営陣はすでにそのような事項を査定しているとして、株主に拒否するよう助言した。

 この提案は、12月10日に開催される、マイクロソフトの年次総会で議論される。

 先週、ビットコインの価格が9万2957ドルまで下落したことで、ブラックロックとMARAホールディングスによる大規模な買収に拍車がかかり、彼らは合計で9173ビットコインを購入した。

 ブラックロックは最も大きな動きを見せ、7750ビットコインを購入した。

 この買収により、資産運用大手のビットコイン保有総額は489億ドルに達した。

 ビットコインマイナーのMARAホールディングスは、12月5日から6日にかけて4回の取引で1423ビットコインを追加し、1億3950万ドル相当となった。

 この買収は、同社がビットコイン準備高を増加させることを目的とした、2回目の8億5000万ドルの転換社債型新株予約権付社債の募集を終了した後に行われた。

 MARAは現在、2万2108ビットコイン(21.7億ドル相当)を保有しており、先月と比較して162%増という驚異的な増加率を示している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/breaking-microstrategy-acquires-21550-bitcoin-in-latest-purchase/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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