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199日前
デリビット、24年の取引高は前年比95%増の1.1兆ドル

世界有数の暗号資産デリバティブ取引所のデリビット社は、2024年の取引高が1.1兆ドルに達し、23年の6080億ドルから95%の前年比増加を記録したと報告した。
同社の年次報告書で、デリビット社のCEO(最高経営責任者)であるルーク・ストライヤーズ氏は、この急増は年間を通じた取引活動の増加、特に第4四半期の活況によるものだと説明した。
同氏は、米大統領選挙と、ビットコイン(BTC)が10万ドルを突破した力強い上昇相場を受けて、機関投資家の楽観的な姿勢が高まったと指摘した。
●デリビット社、11月12日に過去最高の取引を記録
同取引所は、暗号資産に好意的なドナルド・トランプ氏が指名を確実にした直後の11月12日に、過去最高の取引を記録した。
この日、デリビット社の24時間の取引高は過去最高の148億ドルを記録した。
月末にかけて、ビットコイン価格の上昇が続く中、未決済建玉は過去最高の480億ドルに達した。
全体的な成長が印象的なだけでなく、デリビット社はオプション取引の想定元本も99%増加し、第4四半期だけで2430億ドルの取引高を記録した。
しかし、最も注目すべき成績は現物取引部門から出た。
23年に開始した比較的新しいサービスにもかかわらず、現物取引高は24年に810%急増し、前年の8億3700万ドルから76億ドルに達した。
より広範な暗号資産市場もデリビット社の成功に貢献した。
ビットコインとイーサリアム(ETH)のETF上場、ミームコインの復活、大統領選での暗号資産の注目度の高まりなどが、取引活動の増加につながった。
24年12月は、21年11月以来、取引所全体で最高の取引高を記録した月となった。
デリビット社の飛躍の年は、規制遵守強化への取り組みと時期を同じくしている。
同社はドバイの暗号資産規制当局(VARA)の承認を取得し、フランスとブラジルでデリバティブライセンスの取得を目指している。
さらに、マネーロンダリング対策を強化するためFATFの「トラベルルール」を導入し、フィデリティ社、ゾディア社、コッパー社と提携して高度なカストディソリューションを導入した。
●12月、現物取引とデリバティブ取引で過去最高を記録
報道によると、CCデータの最新の市場報告書によれば、12月は中央集権型暗号資産取引所にとって記念碑的な月となり、現物取引とデリバティブ取引の合計取引高が過去最高を記録した。
同報告書によると、取引活動の合計は7.58%増加し、過去最高の11.3兆ドルに達した。
バイナンス社は現物取引で優位性を維持し、9460億ドルの取引高を記録し、わずか0.13%の増加となった。
バイビット社とコインベース社がそれに続き、それぞれ2470億ドル(18.8%増)と1910億ドル(9.62%増)を記録した。
暗号資産デリバティブ取引も急増し、7.33%増の7.58兆ドルと、デリバティブ取引史上最高の月間取引高を記録した。
CCデータは、トレーダーが市場のボラティリティを利用しようとしたことで清算が急増したと指摘した。
12月の取引フィーバーは、ビットコインが12月5日に初めて10万ドルを突破し、12月17日に10万8249ドルでピークを記録した歴史的な上昇と時を同じくしている。
しかし、12月20日には、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急がない姿勢を示したことを受け、ビットコインが10万ドルから3.5%下落し、10億ドルの大規模な清算も発生した。
スウィフトX社のアナリスト、パブ・フンダル氏によると、トレーダーがパウエル氏の発言の影響に備えていなかったため、市場の楽観論は急速に和らいだという。
1月に入ると、12月の米消費者物価指数(CPI)の中核インフレ率が予想を下回ったことで利下げへの期待が高まり、市場の見通しは明るさを取り戻した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/deribit-witnessed-1-1-trillion-in-trading-volumes-in-2024-a-95-year-over-year-growth/
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