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65日前
スペインの大手銀行BBVA、顧客に暗号資産投資を助言

スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)は富裕層の顧客に対してポートフォリオの3-7%を暗号資産に配分するように助言しているようだ。BBVAスイスのデジタルブロックチェーン・ソリューション部門責任者であるフィリップ・マイヤー氏によると、その配分は顧客の「リスク選好度」次第だという。
ロンドンで開催されたデジアセット・カンファレンスで、銀行担当者はロイターに対し、リスク選好の高い顧客には、ポートフォリオの7%まで暗号資産への投資を認めていると語った。
「個人顧客に対しては、2024年9月からビットコインに関するアドバイスを開始している」とマイヤー氏は述べた。
BBVAは3月、スペインでビットコインとイーサの取引サービスを開始する認可を同国の証券規制当局から得た。
注目すべきは、同銀行が21年以来、顧客の暗号資産購入の要望を検討してきたことだ。マイヤー氏は、BBVAが富裕層の顧客にビットコインの購入を勧める、最初の大手グローバル銀行のひとつになったとみている。
最近、JPモルガンはついに顧客にビットコインの購入を許可すると述べた。ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、「我々は、顧客がビットコインを購入できるようにするつもりだ」と語った。「保管するのではなく、顧客のために明細書に記載するつもりである。」
しかし、金融機関が顧客に暗号資産の購入を勧めるのは異例だ。
●EUの銀行の95%は暗号資産に関与していない
欧州証券市場監督局(ESMA)は、暗号資産のリスクについて繰り返し警告を発しており、この分野は引き続き厳重な監視が必要だと述べている。
さらに同監視当局は、EUの銀行の95%は暗号資産に関与していないと指摘した。ESMAは、「25年以降、暗号資産は金融の安定性に潜在的なリスクをもたらす可能性があるとして、積極的に監視を続けている」と指摘した。
マイヤー氏によると、BBVAは現在、顧客にビットコインかイーサーのみを追加するよう助言しており、今年後半には他の暗号資産も追加する予定だという。さらに、ポートフォリオの3%を暗号資産に投入することは、大きなリスクにはならないと同氏は付け加えた。
「バランスの取れたポートフォリオを見れば、3%導入によって、すでにパフォーマンスは向上している。」
●暗号資産の主流採用により、金融機関は320億ドル産業への参入が可能に
暗号資産カストディアンであるザポバンクの投資マネジャー、ガディ・チャイト氏によると、政策立案者の目から見た暗号資産の正当性の向上と、価格投機ではなく本物のユースケースに後押しされた小口投資の増加が、銀行間での最近の採用を後押ししているという。
「従来の金融は徐々に暗号資産の呼びかけに目覚め、パイの一部を争っている」と彼はCryptonewswに語った。さらに、ビットコインが10万ドル以上に急騰し、暗号資産推進政策が約束されたことで、機関投資家の関心が集まり、ビットコインの将来性が高まったと同氏は述べた。
「世界的には、英国、日本、スイスのような国々から、ライセンスや監視に関する肯定的な兆しが見えており、この資産クラスがより広いスケールで有効であることを証明している。」
その上、暗号資産の導入は最近スペインで顕著な伸びを見せている。欧州中央銀行(ECB)による24年の調査では、スペインの人口の9%が暗号資産を保有しており、22年の4%から増加している。
さらに、スペインは24年に暗号資産取引額が800億ドル近くに達したとチェーンアナリシスのデータは示している。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/spanish-lender-bbva-advises-high-net-worth-clients-to-invest-3-7-in-crypto-report/
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