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67日前
ビットコイン現物ETF、8日間の資金流出後、9000万ドルの資金流入を確認

ビットコイン現物ETF(上場投資信託)は8日連続の純流出後の2月28日、ようやく9434万ドルの純流入を記録し、市場センチメントの転換の可能性を示した。
この転換は、2月26日に7億5453万ドルという驚異的な資金流出が発生するなど、ビットコインETFからの大幅な資金流出が発生した、激動の時期を受けたものである。
ソーソーバリューの最新データによると、累計純流入額は現在369億4000万ドルで、全ビットコイン現物ETFの純資産総額は、953億8000万ドルに達している。
2月28日に取引された総額は39.1億ドルに達した。
●フィデリティのFBTCが最高の資金流入を記録
中でもフィデリティのFBTCは1億7603万ドルの資金流入を記録し、次いでアークインベストのARKBが1億9370万ドルの資金流入を記録した。
一方、最も著名なビットコインETFの1つであるブラックロックのIBITは、2億4456万ドルの純流出に苦しみ、グレイスケールのGBTCは、さらに3328万ドルの純流出を記録した。
ビットコインは最近7万8000ドルから8万5000ドルの間で推移している。
最近の資金流入にもかかわらず、これまでの資金流出は利益確定売りと投資家心理の変化によるものであり、全体的な傾向は依然として不透明である。
アナリストは、ビットコイン現物ETFの強気傾向への転換を確認するには、さらなる持続的な資金流入が必要であると指摘している。
一方、ブラックロックは、ビットコインの長期投資の可能性について楽観的な見方を崩していない。
同社のターゲット・アロケーションETFモデル群のリード・ポートフォリオ・マネジャーであるマイケル・ゲイツ氏は、2月27日付の論評で、ビットコインはポートフォリオにとって、ユニークな分散投資ツールとなり得ると強調した。
「複数資産のポートフォリオ構築者として、我々はビットコインが特定の投資家にとって長期的な投資メリットがあり、ポートフォリオにユニークで付加的な分散投資のソースを提供できる可能性があると考えている。」
しかし、市場のセンチメントは動揺している。
2月26日、暗号資産恐怖と貪欲指数はスコア10で「極度の恐怖」に下がり、スリーアローズキャピタル(3AC)の破綻が業界を震撼させた22年6月以来の低水準となった。
●ブラックロック、機関投資家の利用が拡大する中、ビットコインETFをモデルポートフォリオに追加
ブラックロックは、ビットコインETFをモデルポートフォリオ商品に組み入れた。
2月28日付のブルームバーグの報道によると、同社のiシェアーズ・ビットコインETFトラスト(IBIT)は、1%から2%の配分でオルタナティブ資産を認めるポートフォリオに利用できるようになる。
この動きは、ビットコインの機関投資家による利用が拡大し続ける中、ETFへの追加需要を生み出す可能性がある。
1%から2%の配分は、ビットコインの悪名高いボラティリティへの慎重な姿勢であり、ブラックロックの投資研究所は、最近の調査報告書で「合理的な範囲」と説明している。
同社は、この水準を超えるとポートフォリオ全体のリスクプロファイルに大きな影響を与える可能性があると述べている。
ブラックロックのモデルポートフォリオ事業は1500億ドル規模であり、顧客資産を管理するファイナンシャルアドバイザー向けに様々な投資戦略を提供している。
これらのポートフォリオは、成長、収益創出、資本保全などの目的に合わせて異なる資産配分を提供している。
23年、ブラックロックは、モデルポートフォリオ分野が今後5年間で当時の約4.2兆ドルから10兆ドル産業に拡大すると予測した。
この分野の影響力を考えると、モデルポートフォリオの配分を調整することで、ビットコインETFを含む特定の資産に多額の資金が流入する可能性がある。
金融機関は、伝統的なポートフォリオ構造、特に60/40配分モデルにおけるビットコインの役割をより分析するようになっている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/spot-bitcoin-etfs-see-90m-in-inflows-after-8-day-outflow-streak/
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