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227日前
ロシアの裁判所、ダークウェブ市場「ヒドラ」創設者に終身刑を宣告

ロシアの裁判所がダークウェブ市場「ヒドラ」の創設者スタニスラフ・モイセーエフ氏に終身刑を言い渡した。
ヒドラは閉鎖前に50億ドル以上の暗号資産取引を仲介し、世界最大のダークネット・マーケットプレイスとなっていたとされる。
モスクワ地方裁判所は、モイセーエフ氏と15人の共犯者に対し、犯罪組織の運営および向精神薬と薬物の違法製造・販売に関与した罪で有罪を言い渡した。
●判決には共謀者への懲役刑も含まれる
モイセーエフ氏の共謀者に対しては8年から23年の懲役刑が言い渡された。
さらに、モイセーエフ氏には400万ルーブル(3万8100ドル)の罰金が科され、グループ全体では1600万ルーブル(15万2400ドル)の罰金が科された。
当局は被告人に関連する不動産と車両も差し押さえた。
ロシアの国営メディアTASSによると、モイセーエフ氏とその仲間たちは厳格な管理体制の矯正施設で服役することになる。
15年から22年の摘発までの活動期間中、ヒドラは21年の全ダークネット関連の暗号資産取引の約80%を占めていたと推定される。
米国司法省の記録によると、運営期間中のプラットフォームの暗号資産収入は52億ドルに達した。
ヒドラは、盗難クレジットカード情報、偽造通貨、偽造身分証明書の販売で悪名を馳せた。
現在TRMラボと提携しているブロックチェーンセキュリティ企業フラッシュポイントは、18年から20年の間にヒドラの取引所での暗号資産取引高が624%急増したと報告し、その犯罪活動の巧妙さを浮き彫りにした。
22年4月、ドイツ当局がヒドラのサーバーとビットコイン(BTC)の準備金を押収し、運営を停止したことでプラットフォームは崩壊した。
当時、ヒドラは1700万人の顧客と1万9000のベンダーアカウントを抱えていた。ドイツの法執行機関は摘発時に約1トンの麻薬類と向精神薬も押収した。
ヒドラの犯罪活動は16年からロシア内務省の調査対象となっていた。
モイセーエフ氏とともに有罪判決を受けたのは、アレクサンドル・チルコフ氏、アンドレイ・トルノフ氏、エフゲニー・アンドレーエフ氏らで、彼らの判決は上訴の対象となっている。
ヒドラの閉鎖にもかかわらず、ダークネット・マーケットプレイスは繁栄を続けている。
チェイナリシスの今年初めの報告によると、23年のダークネット収益は22年の数字を上回り、17億ドルを超えた。
●米連邦裁判所、トルネードキャッシュへの制裁を覆す
先週「11月24日〜」、米国の控訴裁判所は、取引のプライバシーを可能にする暗号資産ミキサー、トルネードキャッシュに対する財務省の制裁を覆した。
24年11月26日(火)、第5巡回控訴裁判所は、財務省外国資産管理局(OFAC)がトルネードキャッシュの改変できないプログラムコードを対象としたことで権限を超えたと判断し、ユーザーに部分的な略式判決を認めた。
3人の判事は、トルネードキャッシュのスマートコントラクトは国際緊急経済権限法(IEEPA)の下での「財産」ではないと主張した。
プライバシー重視の不変のコードとして機能するトルネードキャッシュのコントラクトは、個人や組織が所有または管理することができず、IEEPAの下での制裁の対象とはならない。
トルネードキャッシュの改変できないプログラムコードは外国の国民や組織の『財産』として扱うことはできないと判断する」と判事らは書いた。
「これらはIEEPAの下で遮断することはできず、OFACは議会が定めた権限を超えた」。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/hydra-founder-sentenced-to-life-in-prison-by-russian-court-for-running-5-billion-crypto-black-market/
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