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49日前
価格下落でビットコインの狼狽売りが加速、7万ドルまでの調整を指摘する声も

オンチェーン分析会社グラスノードによると、1月に史上最高値の1ビットコイン(BTC)=10万9000ドルで購入したビットコイン投資家が、価格下落の中で狼狽売りしている。
同社は、売り圧力の継続でビットコインが7万ドルに下落する可能性があると警告した。
グラスノードは11日の市場レポートで、主要な買い手による最近の売却が「厳しい損失確定と中規模の投げ売り」につながっていると強調した。
ビットコインを155日未満保有している人々の平均購入価格である短期保有者実勢価格において、この傾向が顕著だ。
●ビットボ―のデータ:短期ビットコイン保有者の実勢価格、24年10月は6万2000ドル
ビットボーのデータによると、短期保有者実勢価格は24年10月には約6万2000ドルだった。
この数字は現在9万1362ドルに急上昇しており、過去5カ月間で47%増加している。
一方、コインマーケットキャップのデータによると、ビットコインは8万1930ドルで取引されており、短期保有者の平均含み損は約10.6%となっている。
グラスノードは、この指標は市場の勢いが変化し、資本フローがマイナスに転じて需要が弱まっていることを示していると指摘した。
「投資家の不安が地合いと信頼感に影響を与えている」とこのレポートは記した。
また同社は、短期保有者が7万1300ドルから9万1900ドルの間で「大幅な含み損」になっており、売り圧力が続けば7万ドルが底になる可能性があると指摘した。
「この価格帯で一時的な底が形成される可能性は、少なくとも短期的には重要だ」とグラスノードは付け加えた。
市場調査会社の10xリサーチは10日の分析で、現在の状況を「お手本のような調整」と説明し、売りの70%近くが直近3カ月間でビットコインを購入した投資家に由来していると指摘した。
ビットメックスのアーサー・ヘイズ共同創業者も意見を述べ、ビットコインは7万8000ドルを再度試す可能性があり、この水準が突破されれば次のサポートは7万5000ドルかもしれないと予想した。
グラスノードは現在の下落を、リセッションの恐れ、米国の雇用データの悪化、そしてハイテク株の期待を下回る成長のためにビットコインが6万8000ドルから約4万9000ドルに急落した24年8月の下落と比較した。
しかし、米国市場が下落後安定する中、ビットコインは11日に7.5%反騰した。
この回復は、景気後退の可能性を排除しなかったドナルド・トランプ大統領の発言を受けたものだ。
●ビットコインは未だリスク資産:アナリスト
ビットコインは長らく、地政学的・財政的不安定性に対する潜在的なヘッジとして支持され、価値の保存手段としてしばしば金と比較されてきた。
しかし、ウェブ3開発スタジオのミライ・ラボの共同創業者であるギャリソン・ヤン氏によると、非中央集権型の性質と限られた供給にもかかわらず、ビットコインはリスク資産のように取引され続けており、安全な逃避先として分散するよりもむしろ株式と連動して動いている。
ヤン氏は最近のクリプトニュースの取材の中で、ビットコインと伝統的な金融市場との相関は未だに強く、ヘッジとしての主張に課題を突き付けていると論じた。
ビットコインがマクロ経済的な不安定性への本当のヘッジとして確立するには、米国株式やその他のリスク資産との相関を破らなければならない、とヤン氏は述べた。
現在、ビットコインの値動きは伝統的市場、特に株式市場の投資家心理に大きく左右されている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/bitcoin-panic-selling-accelerates-as-price-drops-70k-possible-glassnode/
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