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129日前
暗号資産取引所のバックパックがFTXの欧州部門を買収

FTXとアラメダ・リサーチの元従業員が設立した暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームのバックパック・エクスチェンジが、破綻したFTX取引所の欧州部門であるFTX EUを正式に買収した。
FTXの破産裁判所とCySEC(キプロス証券取引委員会)が承認したこの買収は、バックパックのEU(欧州連合)進出における重要なステップとなる。
FTX EUの買収により、バックパックは無期限先物などの様々な暗号資産デリバティブ・サービスをEU全域のユーザーに提供できるようになる。
●バックパックEU、FTX EU利用者への資金分配を担当予定
同社の7日の発表によると、バックパックEUは、裁判所が承認した破産債権手続の一環として、FTX EUの顧客への資金分配も担当する予定だ。
バックパックのアルマーニ・フェランテCEO(最高経営責任者)は、同業界の復興における顧客への返還の重要性を強調した。
「迅速で滞りないFTX EUの顧客への資金返還は、信頼を再構築する上で重要なステップだ」とフェランテ氏は述べた。
24年下旬に6カ月間延長されたCySECによるFTX EUの凍結によって、同取引所はサービスの提供を禁止されたが、取引の処理と顧客資産の返還は許可された。
バックパックEUは今後ライセンスを再有効化させ、25年第1四半期に再開する予定だ。
同社は、サポート窓口を通じて資産へのアクセスと新規ユーザーの受け入れに関する情報を提供すると約束した。
今回の買収は、FTX EUの波乱の歴史に新たな一幕をもたらすものだ。
元々はスイス企業のDAAG(デジタル・アセッツAG)として知られていたFTX EUは、21年にFTXによって3億2300万ドルで買収された。
22年11月のFTXの破綻を受け、コインベースを含む複数の企業がFTX EUの買収に関心を示した。最終的に、FTXは24年2月にFTX EUを元々の創業者に3270万ドルで売却した。
ソラナ(SOL)開発者のフェランテ氏が22年に設立したバックパックは当初、自社プラットフォーム構築のためにFTXとジャンプ・クリプトから2000万ドルの資金を調達していた。
フェランテ氏は、非カストディ型のバックパック・ウォレットとソラナ開発者ツールのアンカーも作成している。
同取引所の共同創業者であるトリスタン・イベール氏は、22年5月に退社するまでFTXに2年間勤めていた。
FTXの破綻でバックパックは大きな経済的損失を被り、運転資金の88%を占める1450万ドルがFTXに拘束された。
●キプロス、FTX EUの凍結を延長
CySECは24年11月、FTX EUの凍結を6カ月間延長した。
24年11月5日に発表されたこの決定によって、同社の営業は少なくとも25年5月30日まで延期された。
この延長は、FTX EUによるサービス提供、広告、新規顧客受け入れを禁止するものだが、取引の完了と既存顧客への資産返還は許可された。
FTX EUのウェブサイトは現在、取引サービスを提供していない。代わりに、残高確認と出金要請のためポータルをユーザーに提供している。
一方米国では、最近の連邦裁判所への提出文書で明らかになったように、司法省がFTXの元幹部らに関連した最大1325万ドルの政治献金の返還を求めている。
FTXのCEOだったサム・バンクマン=フリード氏とその同僚らに対する刑事訴訟を担当しているルイス・カプラン判事は、様々なPAC(政治活動委員会)と交渉するために1月15日までの延長を求める政府の要求を承認した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/backpack-exchange-acquires-ftx-eu-after-approval-by-bankruptcy-court-and-cyprus-sec/
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