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24日前
ロシア暗号資産マイニング企業のIPOは「時間の問題」か=専門家

ロシアの専門家たちは、同国の暗号資産マイニング大手が近い将来にIPO(新規上場)を果たすと予測しているものの、その前に乗り越えなければならないさまざまな障害があるとしている。
ロシアのメディア「RBC」によると、業界関係者は、米国とEU(欧州連合)主導の制裁がまだ障害となり、国内規制も問題になる可能性があると考えている。
●ロシアの暗号資産マイニング大手企業:IPO間近か
RBCは、ロシアのマイニング大手であるGISマイニング社のヴァシリー・ギリヤCEO(最高経営責任者)の言葉として、米国に拠点を置く多くのマイニング企業が株式市場に上場している一方、ロシアのマイニング企業は「現時点では他の発展手段を選択している」と報じている。
しかし、多くのロシア企業は、米国の主要マイニング企業数社の株価がここ数カ月で急騰している米国市場に注目している。
ギリヤ氏によると、ロシアの主要なマイニング企業は代わりに、戦略的パートナーシップや個人投資、そして負債による資金調達によって資金を調達し、成長することを目指しているという。
同氏は、このアプローチによってマイニング企業は柔軟性を維持し、事業リスクを管理し、株式市場の圧力に対応することなく外部環境に適応できると付け加えた。
しかし、GISマイニング社のトップである同氏は、ロシア政府が「より安定したルール」を策定すれば、企業はIPO計画を策定し始める可能性が高いと述べた。
だが、ロシアのマイニング企業にとっての株式公開は、今や「単に時間と制度的環境の問題」であると付け加えた。
●米国のビットコインの動きは重要とギリヤCEO
ギリヤCEOは、トランプ米大統領の2人の息子が支援するマイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が今月、証券取引所に上場する予定であるというニュースは、「世界の暗号資産業界にとって非常に重要なシグナル」であると述べた。
ギリヤCEOは、暗号資産マイニング企業が「ますます公的な存在になりつつある」と付け加えた。また、マイニング企業は資本調達や「スケーリング・ツール」の手段として株式市場にも目を向けている。
マイニング企業は、ロシアの規制当局が暗号資産とブロックチェーン関連企業が株式公開するためのガイドラインをまだ作成していないことを認識している。
ギリヤ氏は、市場は注目を浴び続けており、いまだ「成熟するのに間違いなく時間が必要」であると説明した。
同CEOは、多くのマイニング企業は依然として「高い国際基準に従って」、コーポレートガバナンスの有効性を高める必要があると述べた。
しかし、他の専門家は、ロシアの暗号資産マイニング企業は早ければ2026年後半にもIPOを開始する準備ができる可能性があると示唆した。
●2026年のIPOは不可能ではないと専門家
独立系のブロックチェーン、デジタル金融、エネルギーの専門家であるオレグ・オギエンコ氏は、RBCに対し、ロシアのマイニング企業がIPOの準備に「平均して約1年」必要になる可能性があると述べた。
しかし、オギエンコ氏は、ロシアが依然として厳しい制裁を受けているという事実を考えると、「上場の費用はそれほど魅力的ではない」と説明した。
同氏は、企業は代わりに、IPOで「理想的な好機を捉える」のを待つかもしれないとの見解を示した。
しかし、オギエンコ氏は、ロシアの産業用マイニング市場の時価総額は米国の「数分の1」であるものの、その見通しはそれにもかかわらず良好であると述べた。
今年初めに発表されたデータによると、ロシアの暗号資産マイニング部門は急速な成長を続けている。同国の2大企業である「ビットリバー」と「インテリオン」は、2024会計年度に合計2億ドルの収益を上げた。
ロシアのマイニング企業のトップは、ほとんどの産業用マイニング企業は依然としてビットコイン(BTC)に焦点を当てていると述べている。より少ない数ではあるが、ライトコイン(LTC)などのアルトコインにも焦点を当てている企業もある。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/only-a-matter-of-time-before-russian-crypto-mining-giants-launch-ipos-experts/
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