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4日前

ブレイブ、ブラウザウォレットにカルダノを統合へ

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 カルダノ(ADA)を開発したチャールズ・ホスキンソン氏がCEO(最高経営責任者)を務めるインプット|アウトプット社(IO)は、プライバシー重視のブラウザであるブレイブとその統合マルチチェーンブレイブウォレットを提供するブレイブソフトウェアとの戦略的パートナーシップを発表した。

 プレスリリースによると、ブレイブウォレットはカルダノを統合する。

 これによりユーザーはウォレットから直接カルダノブロックチェーンにアクセスできるようになる。

 特筆すべきは、このダイレクトアクセスによりガバナンスへの参加、ネイティブ資産の管理、カルダノネイティブトークンとのスワップ、その他のオンチェーン取引など特定の活動が可能になることだ。

 さらに、発表によると、この統合によりブレイブのマルチチェーン機能がイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などのネットワークサポートを超えて強化される。

 ブレイブとベーシックアテンショントークンのCEO兼共同創設者であるブレンダン・アイク氏によると、この動きは「マルチチェーンアクセスを拡大するだけでなく、セキュリティ、ガバナンス参加、そして全体的なユーザー体験も向上させる」という。

 「IOとのパートナーシップは、ユーザーの選択のための相互運用を最大化しながら、分散型エコシステムに関わるためのより良いツールを提供するWeb3構築へのブレイブのコミットメントを反映している」とアイク氏は述べる。

●「プライバシーの保護、積極的な参加の実現」

 発表によると、ブレイブとのパートナーシップは、カルダノのガバナンスとシールデッドテクノロジーズが開発したブロックチェーンであるミッドナイトとの「エンゲージメントに関する将来のイノベーションの基盤」を提供する。

 このミッドナイトは、インプット|アウトプットから派生した、機密スマートコントラクトとデータ保護に焦点を当てた組織として説明されている。

 5月初め、ビットコイン(BTC)ブリッジング企業であるビットコインOSが、ビットコインブロックチェーンからカルダノへ、そして初めて再びビットコインへとBTCを問題なくブリッジした。

 そして、ブレイブとの最新の提携は「自然な結合である」とIOのCEOチャールズ・ホスキンソン氏は言う。

「カルダノをブレイブウォレットに導入することで、オンチェーンガバナンスの時代におけるカルダノユーザーの機能を拡張するだけでなく、ブロックチェーンネットワークが個人にどのように力を与えるべきかという新しい基準を推進している―プライバシーを保護しながら積極的なオンチェーン参加を可能にしている」

 チームによると、ブレイブウォレットはデスクトップ、アンドロイド、iOSで無料で利用可能だという。ブレイブは現在8500万人以上の月間アクティブユーザーを持っていると付け加えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/brave-set-to-integrate-cardano-into-brave-wallet/

This story originally appeared on cryptonews.com.

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