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43日前
トランプ・メディア、ビットコイン関連証券連動オプションに3億ドル投資

トランプ米大統領のSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が、ビットコイン(BTC)関連証券に連動したオプションに3億ドルを投資した。
ブルームバーグの報道によると、この投資の詳細はまだ明らかになっていないが、トランプ・メディアはビットコインの価格変動から利益を得ようとしていると考えられ、戦略の転換がうかがえる。
トランプ氏の公的な影響力と密接な繋がりを持つ同社は、デジタル資産の直接保有ではなくデリバティブを通じて価格変動を利用することで、市場へのエクスポージャーを強めようとしている可能性がある。
●トランプ・メディアのビットコイン・オプション投資はタイミングが重要
インアクティブ・ブローカーズで戦略責任者を務めるスティーブ・ソスニック氏は、この戦略はタイミングが重要だと指摘した。
「原資産をただ保有しているだけなら関係がない、タイミングと価格の要素が加わる」と同氏は述べ、オプションはより大きな利益の可能性をもたらすが、リスクも高まると指摘した。
ビットコイン関連証券には、ETF(上場投資信託)、暗号資産(仮想通貨)企業の株式、あるいはマイクロストラテジーのような企業の転換社債などが含まれる可能性がある。
これらの資産に連動したオプションはレバレッジのかかったエクスポージャーを提供するが、期限までに権利行使価格に達しなければ無価値になる可能性がある。
TMTGはコメントを差し控えた。ホワイトハウスの報道官はブルームバーグに対し、大統領は「いかなる利益相反行為にも関与していないし、関与することはない」と語った。
この決定は、暗号資産市場に対するトランプ氏の個人的影響力とも関連している可能性がある。
トランプ氏のトゥルース・ソーシャルへの投稿は過去に価格急騰を引き起こしたことがある。3月には、ビットコインとイーサリアム(ETH)を含む暗号資産で構成された準備資産を米国は検討すべきだとの投稿が、デジタル資産の急騰と重なった。
TMTGの暗号資産へのエクスポージャーは新しいものではない。同社は既に、ビットコインと関連資産を推定20億ドル保有している。しかし、上場企業がオプションを積極的に取引するのは珍しい手法だ。
この戦略は価格急変で利益を出す可能性がある一方で、市場が逆に動けば大きな損失を出す恐れもある。
●トランプ氏の暗号資産保有、資産の主要な部分を占める
トランプ氏の暗号資産関連資産は、同氏の個人資産の大きな部分も占めている。
ブルームバーグのビリオネア・インデックスでは、トランプ氏の66億ドルの資産のうちTMTG株が22億ドルを占めると見積もられている。
同氏の暗号資産への広範な投資は、ここ数カ月間で少なくとも6億2000万ドルの利益を出していると考えられている。
しかし、業界関係者の一部はこの動きに懸念の声を挙げている。キャッスル・アイランド・ベンチャーズのゼネラル・パートナーでトランプ氏支持者のニック・カーター氏は、トランプ氏の政治的影響力と暗号資産市場への経済的エクスポージャーが重なると利益相反になる可能性があると述べた。
同氏はブルームバーグに対し、「利益相反のある事業を持つことは常に頭痛の種だ」と語った。
既報の通り、トランプ政権の高官と候補者70名近くが、暗号資産を保有しているかブロックチェーン企業に投資しており、その保有額は小額から1億2000万ドル超まで様々だ。
これには副大統領のJDバンス氏と閣僚やその候補者7名が含まれ、合わせて200万ドル超の暗号資産の保有を明らかにしている。
批判者らは、これにより潜在的な利益相反が生じ、公職の間でリスクの高い暗号資産投資が常態化すると警告している。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/trump-media-invests-300m-on-options-tied-to-bitcoin-related-securities/
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