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22日前
イーサリアムがこれまでビットコインより優勢だった期間はわずか15%と調査会社が指摘

アナリストが共有したデータによると、15年のイーサリアム(ETH)立ち上げ以来、同通貨がビットコイン(BTC)をアウトパフォームしたのは取引日のわずか15%だった。
グラスノードの主任アナリストであるジェームズ・チェック氏はXへのポストで、歴史的に見てほとんどの市場サイクルでイーサリアムはビットコインに後れを取ってきたと指摘した。
イーサリアムは初期、特に15年中盤から17年中盤、そして19年終盤から20年初頭にかけてビットコインに対して一時的に優勢になった。
●ビットコインは市場ドミナンスを維持、イーサリアムは追随に苦戦
20年初頭以来、ビットコインはドミナンスを維持している。
イーサリアムの価値とビットコインの価値を比較する重要な指標であるETH/BTC比率は、19年12月以来となる5年ぶりの低水準である0.018に低下した。当時、イーサリアムは1ETH=125ドル、ビットコインは1BTC=約7000ドルだった。
コインゲッコーによると、イーサリアムは9日に1400ドル付近へとさらに下落し、24時間で10%近く落ち込んだ。
これに対し、ビットコインは7万5000ドルへと6%下落したが、未だ17年の強気相場の高値を275%近く上回っている。一方、イーサリアムは18年の高値を下回った。
このパフォーマンスの違いによって、イーサリアム支持者の間で懸念が強まっている。
ウェブ3研究者のステイシー・ムール氏はX上で、「イーサリアムは好きだ。しかし現実を直視すべきだ。イーサリアムは過去4年間でアクティブ・アドレス数が(ほぼ)変わっていない」と述べた。
この指標は、イーサリアムのメインネットの停滞を示しているが、アービトラムやオプティミズムなどのレイヤー2ネットワーク上での活動の増加を指摘する人々もいる。L2ビートのデータによると、これらのネットワークはイーサリアムの拡大の助けとなり、現在多額の資金をロックしている。
一方、イーサリアムの取引手数料も24年8月下旬以来の低水準に低下しており、平均で1取引当たりわずか0.41ドルとなっている。
この大幅な低下は過去2年間の最高値である15.21ドルとは対照的で、イーサリアムの長期的な価格見通しの強気の地合いを示唆している。
歴史的に見て、イーサリアム・ネットワークの安い手数料は混雑の緩和を示唆しており、取引の処理で競合するユーザーの少なさを意味している。
●VC、イーサリアムの投資魅力低下の責任はレイヤー2にあると非難
暗号資産(仮想通貨)ベンチャー・キャピタリストであるキャッスル・アイランド・ベンチャーズのニック・カーター氏は3月28日、無制限のトークン発行とレイヤー2のスケーリング・ネットワークの台頭というイーサリアムの価値を損なわせる2つの重要な問題を指摘した。
同氏は、「欲深いイーサリアムのレイヤー2」がイーサリアムの基本レイヤーから価値を吸い上げ、ほとんど何も返していないと主張した。
同氏は、イーサリアム・コミュニティが過剰なトークン発行を受け入れていることも批判し、「イーサリアムは自らのトークンの雪崩に埋まり、自滅した」と主張した。
カーター氏の意見は、レッカー・キャピタルの創業者であるクイン・トンプソン氏による厳しい評価に続くものだ。同氏は、イーサリアムは投資として「完全に死んだ」と宣言した。
トンプソン氏は、ブロックチェーン・プラットフォームとしての有益さにもかかわらずイーサリアムがもはや強力な投資案件ではない兆候として、取引活動の減少、ユーザー成長の低下、そしてネットワーク収益の減少を挙げた。
カーター氏は24年9月、レイヤー2がイーサリアムの基本レイヤーに貢献することなくユーザー活動と収益を集め、手数料収入が過去6カ月間で99%減少したと警告した。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/ethereum-has-outperformed-bitcoin-only-15-of-the-time/
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