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37日前
ペイパルの暗号資産決済サービス「Pay with Crypto」、100種類以上の暗号資産に対応

世界的決済大手のペイパルが、米国の加盟店が複数の大手暗号資産(仮想通貨)ウォレットを通じて100種類以上の暗号資産で取引できるようにする決済手段「Pay with Crypto(ペイ・ウィズ・クリプト)」を立ち上げた。手数料は最大で90%削減されるとしている。
プレスリリースによると、Pay with Cryptoは「今後数週間で」米国の加盟店で利用可能になるという。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)はもちろん、ソラナ(SOL)、BNB(BNB)、XRP(XRP)のような有名なアルトコイン、テザー(USDT)やUSDコイン(USDC)といったステーブルコイン、そしてミームコインを含む、100種類以上の暗号資産に対応しており、暗号資産の時価総額4兆ドルのうち90%をカバーするという。
さらに、Pay with Cryptoは複数の大手ウォレットに対応し、「今後対応を拡大する」予定だ。これには、コインベース、OKX、バイナンス、クラーケン、ファントム、メタマスク、エクソダスが含まれる。
この新たなソリューションの取引手数料は0.99%で、国際的なクレジットカード処理と比べ取引コストは最大90%削減される、とペイパルは述べた。
「ペイパルは現在、暗号資産、デジタル・ウォレット、そして世界中の加盟店という他に類を見ない組み合わせを結びつけることで、国際商取引を簡素化している」と同社は記した。
多数の決済オプションを提供することは、加盟店に様々なメリットをもたらすと同社は述べた。より多くの顧客を獲得し、世界進出をサポートし、効率性と速度を高め、手数料を削減し、ペイパルUSD(PYUSD)による報酬を得るといったものだ。
最後に、Pay with Cryptoは「6億5000万人を超える世界の暗号資産のユーザー基盤を活用する」と発表には記されている。
●ペイパル、「Pay with Crypto」の世界的な拡大を計画
上述の通り、ペイパルは加盟店に0.99%の取引手数料を課す予定だ。フランク・ケラー業務執行副社長の発言を引用したフォーチューン・クリプトの報道によると、これは1年目のプロモーション料金で、その後1.5%に引き上げられるという。
報道によると、これは24年に米国の事業者がクレジットカード会社に支払った平均1.57%の手数料を下回っている。
一方、同氏は、ユーザーは既存のウォレットを支払ページに接続して取引を完了できるようになると説明した。この暗号資産はウォレットに応じて中央集権型取引所か分散型取引所に送られ、そこでペイパルが売却してペイパルUSDに変換した後米ドルに換金され、最終的に加盟店がそれを受け取ることになる。
また同社は、さらなる拡大を計画しているようで、次のように報じられている。
「ペイパルは、米国や世界の大規模な企業顧客に対し、加盟店が暗号資産を受け入れられるようにする機能を拡大する計画だが、広報担当者はスケジュールを明らかにしなかった」
ペイパルの最新発表によると、世界中の事業者は国際手数料で毎年数十億ドルを失っている。
ペイパルで社長兼CEO(最高経営責任者)を務めるアレックス・クリス氏は、「あらゆる規模の事業は世界進出の際に、国際決済の受け入れによるコスト増加や統合の複雑さといった大きな圧力に直面している」と述べた。
「ペイパルのオープンなプラットフォームを利用することで、事業者は決済で暗号資産を受け入れ、利益率を高め、取引手数料の支払を減らし、収益をほぼ即時に取得でき、ペイパルで保管するペイパルUSDに4%の利息が付くことで保有資産を増やすことができる」と同氏は述べた。
一方、ペイパルは23日、ペイパルとベンモの相互運用を皮切りとして、大手デジタル・ウォレット5社との「一連の」提携であるペイパル・ワールドを開始した。
「シームレスな暗号資産の国際決済を可能にすることで、私たちは国際商取引で長く続いてきた障壁を破りつつある。これらの革新は、決済を簡素化するだけでなく、加盟店の成長を促し、顧客の選択肢を拡大し、コストを削減する。これは、インクルーシブでボーダレスな商取引の未来だ」とクリス氏は述べた。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/paypals-pay-with-crypto-supports-100-cryptos-metamask-binance-and-more/
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