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76日前
SEC、HEX創設者に対する証券詐欺訴訟の再提出を見送り

SEC(米証券取引委員会)が、HEX(HEX)、パルスチェーン(PLS)、パルスX(PLSX)の創設者であるリチャード・シューラー氏(別名リチャード・ハート)に対して、さらなる法的措置を取らないことを正式に発表した。
SECのマシュー・グルデ弁護士は21日付けの文書で、ニューヨーク州地方裁判所のキャロル・バグリー・アモン判事に対し、訴訟の却下を受けた修正訴状の提出は行わないと伝えた。
アモン判事は2月28日、シューラー氏の活動は米国の投資家を特に対象としたものとはみなせないため管轄権がないとして、SECの訴えを退けていた。
●SEC、期限延長にもかかわらず訴状の再提出を断念
SECは再提出を21日まで延長されたが、訴訟の完全な放棄を選択した。
シューラー氏はソーシャル・メディア上でこの決定を祝い、HEX、パルスチェーン、パルスX、そして自身が「SECを完全に打ち負かした」と宣言し、この結果は他の暗号資産(仮想通貨)が滅多に達成できない規制上の明確性をもたらしたと主張した。
SECは他の暗号資産訴訟から自発的に撤退しているが、今回は「SECが敗北し、暗号資産が全面的に勝利した」点で唯一無二であり、法廷ですべての主張が却下されたと、シューラー氏は強調した。
同氏は、今回の勝利はオープンソースのソフトウェア、暗号資産のイノベーション、そして言論の自由の勝利だとし、SECがその訴訟でソフトウェア・コードを標的にしたことで物議を醸したと述べた。
SECは元々、23年7月にシューラー氏を提訴し、HEX、パルスチェーン、そしてパルスXを通じて未登録の証券発行を行ったと訴えた。
同委員会は、シューラー氏がこれらのトークンを巨額の富への入口だと宣伝して10億ドル超を集めたと述べた。
シューラー氏は24年4月にSECの権限に異議を唱え、自身は米国に居住していないため同委員会の管轄外だと主張した。
SECはこれに対し、ラスベガスでのイベントなど、同氏の米国内での宣伝活動を強調した。
一方、シューラー氏は、インターポールが24年12月にレッド・ノーティスを発行し、脱税容疑でフィンランドでの同氏の逮捕を求めたことで、さらなる法的圧力に直面している。
●米裁判所、SECの訴えを却下
連邦地方裁判所は3月、SECのシューラー氏への訴訟を却下し、同委員会には同氏の活動に対する管轄権がないと判断した。
同判事は、違法とされる行為は、米国との明確な繋がりがないデジタル・ウォレットや暗号資産プラットフォームを通じて行われたと述べた。
SECは訴状の中で、HEX、パルスチェーン、パルスXを未登録の証券に分類していた。
この勝訴にもかかわらず、HEXは市場で低迷しており、ビットコインが優勢な中でのアルトコイン全体の弱さを反映し、24年12月の高値である1HEX=0.031ドルから76%下落している。
既報の通り、フィンランド当局は、同氏が放棄したとされる高級腕時計約260万ドル相当を押収した。
シューラー氏は脱税と暴行の容疑でフィンランドで指名手配されており、当局は同氏の所在の懸命に追っている。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/sec-drops-plan-to-refile-securities-fraud-case-against-hex-founder-richard-heart/
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