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2022/01/31

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

ETH/JPYは、下げ一服後に底固い動きが続いており、昨年12月前半から続いた下げ基調が終了して上昇に転じる動きとなるのか、戻りが一服して再び軟調な動きとなるのか注目されています。

相場の基調を見る上で、一つの判断基準となるのが一目均衡表の基準線であり、基準線の上側で推移するのか下側で推移するかで、上昇基調・下降基調の判断基準とする見方もあることから、基準線の上抜けが目先の重要なポイントと考えられます。

目先の方向性を見る上で参考にされるオシレーターのMACDでは、両線がクロスして上向きとなっており、目先の堅調な動きを示唆する形状となっています。ここから両線の乖離幅の拡大が続けば、堅調な動きが続きますが、乖離幅の縮小や両線が下向きとなる場合には、軟調な動きとなる可能性も考えられます。

目先の上値のポイントは、452,000からのトレンドライン、次いでレジスタンスの337,888、らに一目均衡表の基準線338,052と考えられます。特に、相場の方向性を示すとされる基準線は、2日まで低下が続き、317,695まで低下することから、このタイミングで上抜けることができるのか注目されます。一方、下値のポイントは、サポートの267,794、ここを下抜ける場合には直近安値の245,917が考えられます。

上値ポイント
➀337,888 ②338,052 ③389,441

下値ポイント
➀287,507 ②267,794 ③245,917


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提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社
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