2026/06/24
反発に失敗!?再び安値圏に向けて推移開始か
先週はFOMCを通過し、暗号資産市場は短期的に戻り高値をつける展開となりました。ただし、今回のFOMCの内容は、個人的にはややタカ派的な印象を受けています。
米国ではインフレの高止まりが意識されており、年内の利下げ期待は後退しつつあります。むしろ、今後の経済指標次第では追加利上げへの警戒感が残る局面だと考えています。
6月に入り、BTCは一時1,170万円前後まで上値を伸ばしていましたが、現在は1,015万円付近で推移しています。
また、今週に入り米株式市場が崩れ始め、続いて日経平均構成銘柄のなかでも半導体関連株が軒並み下落する展開となっています。これまでの過熱感からくる調整下落とみていますが、今月は安値から20%近く上昇していたこともあり、一定の調整は致し方ない局面でしょう。暗号資産市場もこの影響を受け、連れ安となっている状況です。
■SMA30回復が後退
【採用テクニカル】
• 移動平均線(SMA):30(赤)、90(青)、200(橙)
• MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
BTC/JPY日足チャート分析です。
SMA30(赤)までの価格回復を期待していましたが、現状では同水準を明確に超えることができず、反落する展開となっています。直近安値もわずかに割り込みつつあり、ローソク足の形状は徐々に悪化しています。
一方で、デリバティブ市場では押し目買いのエントリーも目立ってきており、売り買いが拮抗しつつある印象です。
そのため、ここからの方向感を明確に見通すことは、徐々に難しくなってきました。個人的には買い目線を完全に捨てる局面ではないと考えていますが、ポジション縮小を検討し、いったん様子見姿勢を強める必要が出てきたように思います。
■戻り高値でポジション縮小

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
BTC/JPY 4時間足チャート分析です。
上昇トレンドラインを下抜けてきました。加えて、SMA30(赤)とSMA90(青)も割り込んでいるため、この価格帯は一度、戻り売り水準として意識されやすくなります。
よって、この価格帯まで回復した場合は、ポジション縮小を検討したいところです。具体的には、1,025万〜1,035万円付近でポジション縮小を考えています。
MACDは徐々に方向感を失いつつあります。しばらくは明確なトレンドが出にくく、揉み合い相場が続く可能性も出てきました。
チャート上には下降並行チャネルも記載しておきました。このゾーン内での推移も想定しながら、ポジションコントロールを行う必要がありそうです。
■SMA30〜90の戻り高値を意識

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
ETH/JPY 4時間足チャート分析です。
ETHも下値を割り込んできました。SMA30(赤)とSMA90(青)の戻り高値を意識し、27万円台後半ではポジション縮小を検討したいところです。場合によっては、戻り売りトレードを考える局面かもしれません。
現在価格から2〜3%程度の上昇余地は意識しつつも、その水準まで戻した場合はいったん様子見に切り替える作戦へ変更していきます。
株式市場も不安定な値動きが続きそうです。米ハイテク株や半導体株の調整が続く場合、暗号資産市場にもリスクオフの影響が波及しやすくなります。そのため、上昇した局面では無理に追いかけず、ポジションを軽くする方針で考えています。
■SOLは堅調さを維持

出所:SBIVCトレード(PCブラウザ・トレーダーモード)
SOL/JPY 4時間足チャート分析です。
SOLは上昇が著しく、BTCやETHと比較するとチャート形状はまだ悪くありません。トレンドラインを下抜けつつあるものの、深い押し目はまだ形成しておらず、高値圏で踏ん張りを見せる可能性があります。
週末が近づくにつれて、11,500〜12,000円ゾーンにSMA30(赤)〜SMA200(橙)の3本が重なって推移する局面がありそうです。
もちろん、この価格帯は戻り売りポイントとして意識されやすい水準です。しかし、ローソク足がこれらの移動平均線を上抜けてクローズできるようであれば、もう一段高の可能性も残されます。
SOLは押し目が浅く、BTCやETHと比較しても相対的に底堅い値動きを見せています。そのため、個人的には意外にも堅調な推移を続ける可能性があると考え、買い目線を維持したいと思います。
■まとめ
- BTCはSMA30回復に失敗し、短期的には上値の重い展開となっています。
- BTC/JPYは1,025万〜1,035万円付近が戻り売り、またはポジション縮小の目安になりそうです。
- ETHも下値を割り込みつつあり、27万円台後半ではポジション整理を検討したい局面です。
- 米ハイテク株・半導体株の調整が続く場合、暗号資産市場にもリスクオフの影響が波及しやすいでしょう。
- 一方で、SOLはBTCやETHと比べて相対的にチャート形状が良く、11,500〜12,000円ゾーンを上抜けられるかが次の焦点となります。
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