Market Report

マーケット情報

2024/08/29

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、一目均衡表の雲上限ラインに沿って上値の重い動きが続いていましたが、ここにきて雲下限ライン近辺まで下落して底固い動きとなっています。ここから雲を下抜けて一段の下げとなるのか、雲を上抜けて底固い動きが続くのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスして乖離幅が拡大しています。このまま乖離幅の拡大が続き、両線がゼロポイントを下抜ける場合には、目先の軟調な動きを示唆する形状となることから、目先の両線の動きに注目です。

一方、目先のトレンドを確認する上で注目されるパラボリックでは、価格帯が下限ラインと接触したことから、上限ラインが出現しており、目先の下げトレンド入りが示唆される形状となっています。

このことから、目先は軟調な動きが考えられます。ただ、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、両線が低水準域でクロス目前であることから、短期的には底固い動きとなる可能性も考えられます。特に、一目均衡表の雲下限近辺がサポートとなっていることから、日柄的には2—3日程度は底固い動きが続く可能性も考えられます。

ただ、重要なポイントとなる一目均衡表の基準線は、現在80.235に位置しており、30日までは横ばいが続きますが、それ以降は上昇が続き、2日には89.693まで上昇します。このタイミングで基準線の下抜けとなる場合には、軟調な動きとなる可能性もあることから、基準線の下抜けにも注目です。


上値ポイント
➀86.891 ②87.774 ③88.849
下値ポイント
➀83.239 ②80.235 ③74.313


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年8月29日11:30

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