2024/04/10
半減期前調整?三角保合相場からの上昇か?
本日よりCXRエンジニアリング CEO加藤こと業界ニックネーム:ひろぴーが、SBI VCトレードのマーケット情報の更新を一部担当させていただきます。毎週水曜日更新ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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今週の金融市場は、今晩の米CPIの結果を受けて大きく動くこととなりそうです。
米国のインフレ指標最重要指標になりますので、事前予想を下回れば、FRBの利下げ意識が高まりますので、ドル売り、株買い、暗号資産買いで反応しやすくなるでしょう。
【事前予想】
CPI:+0.3%(前月比)
CPI:+3.4%(前年同月比)
CPIコア:+0.3%(前月比)
CPIコア:+3.7%(前年同月比)
今夜21時30分〜発表予定です。
また事前予想を上回れば、米国の利上げ期待が遠のきます。
その場合、ドル高・円安、株安、アルトコイン安、ビットコイン高・ゴールド高で反応する可能性もあります。
個人的には後者を期待したトレードで仕掛ける予定です。
■半減期前の調整?もう1週間はレンジ相場か?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足分析から入ります。
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30,90,200
MACD:12,26,9
筆者は株やFXでもお馴染みの移動平均線をBTCトレードでも多用しております。
日足のSMA30は1ヶ月移動平均線になります。BTCは24時間365日動きますので、株式市場で言いますと、SMA20や21(つまり、1ヶ月相当の営業日数)と同等レベルだとお考え下さい。
よって、SMA90(青)は3ヶ月移動平均線になります。
また例外として、SMA200(橙)=200日間の移動平均線は、株式市場や為替市場分析でもポピュラーな200をそのまま使っております。
過去データを検証した結果、BTCトレードでも非常に相性が良いことが判明しておりますので、当コラムを通して追々ご紹介していこうと思います。
そのほか、オシレータでも有名なMACDも多用しております。こちらは一般的な12,26,9の設定で活用しております。使い方は株や為替と同じです。
さて、それでは分析していきます。
まず日足はアセンディングトライアングルを形成中でして、上値1100万円前後をレジスタンスとして、徐々に下値を切り上げつつあります。
BTCはこのアセンディングトライアングル形状を頻発する傾向があり、この形を形成後、決まって大きく上値を更新するケースが多々あります。
よって、今回の形状も小生的には大いに期待をしている状況です。
今月の値動きイメージは矢印で記載したパターンで最終的には上値を抜けていくイメージを持っております。
このシナリオでトレードしていくならば、絶好の押し目の水準はトレンドライン1000−1025万円でしょうか?
但し、時間軸的には日足レベルでの考察なので向こう1週間はまだこのレンジ相場で推移する前提でトレードしていく予定です。
それでは4時間足で具体的な価格帯を見ていきましょう。
■週末にかけてサポートは切り上がるので注意
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足に時間軸を落とします。
今週後半にさらに下落して押し目を作る場合、トレンドラインは1000-1015万円近辺に推移していることになります。
よって、買い向かうならばこの水準からの押し目買いが候補の一つになるでしょう。
但し、週末にかけてこのトレンドラインは切り上がっていきますので、日数の経過とともに、押し目買い水準は1015-1025万円と切り上がっていくことになります。
土日にこの価格帯で推移することになりますと、この水準からの買いからスタートしても良いでしょう。
筆者はすでにBTCの買いポジションを保有しておりますが、下げた場合はレバレッジ比率を高めて買い下がる予定でおります。
それほど、強気姿勢でいる状況です。
■三角保合い下限ラインまで我慢?
出所:SBI VCトレード PCブラウザ トレーダーモード
続いて、ETH/JPY日足分析に切り替えます。
今週前半の値動きはBTCを上回る上昇率だったのですが、ここ数週間で比較してしまいますと、3月上旬以降、最高値を更新できておりませんので、BTCよりも上昇率が弱かったことがお分かりいただけるでしょう。
個人的には引き続きETHはレンジ相場で推移すると考えており、この三角保合レンジを予想します。
抜けるとしたら上方向です、そこはBTCと連れ高になる格好で上昇していくものと考えております。
現在はSMA30と同等レベルで推移しており、さらにMACDも0.00付近で推移しているのですが、方向感がない証拠です。
MACD0.00付近からのレンジブレイクはトレンド相場になりやすい傾向もあるので、そこはポジティブに期待できるポイントの一つなのですが、冒頭で触れた通り、今夜のCPIの結果次第で方向性が変わってくると考えております。
CPIが下振れれば、上昇に期待が持てますが、事前予想を上回った場合、インフレ懸念が台頭しますので、アルトコインの上値を抑える結果となるでしょう。
BTCよりもあまりポジティブになれない点はここです。
よって、深い押し目の機会があれば良いのですが、それ以外は今週に限っては見送りとしたいと思います。
仮に買い向かうとしたら、三角保合い下限ラインの49-51万円付近からのエントリーを意識します。
まだ現状価格からさらに5%安以上なので、少し距離があります。
この価格まで週末にかけて押し目を作る機会があれば、買いトレード実行といたし、それ以外の値動きは静観としたいと思います。
まとめますと、筆者の今週後半戦略は、あくまでBTC買いトレード中心で考えており、買いポジション保有中も、さらに1000-1025万円水準から追加エントリーを狙っていこうと考えております、ご参考まで。
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