2024/07/03
ボトムアウト?ETHはETF承認待ち相場
マウントゴックスの弁済送金開始が今月から始まります。この送金開始でマーケットはさらにネガティブになる可能性がありそうです。
しかしながら、報道以来の安値を割り込んでもおりません。すでに弁済も昨年から共有されていた事項なので一定の割合織り込んでいる可能性も逆にあるでしょう。 BTCはどっちつかずの展開かもしれません。
また先週ロイターの報道によると、ETHのETF取引承認は7月4日までに出る可能性について、改めて報道が入りました。
出所:https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/EGR3WEOJORNMTFIJEHILZE3UD4-2024-06-27/
ロイター発信ということで、かなり確度が高いものとなりそうです。焼き増し記事の可能性もありますが、本日明日の話ですので、期待しつつもこの承認は逃げませんので、いずれにしてもまもなくだと考えてポジティブに待ちたいと思います。
■3ヶ月平均価格に上値を抑えられる。
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙) MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足分析です。並行チャネル下限ライン近くまで到達し、さらに安値を更新してしまうか!?というような値動きでしたが、なんとか反発。
今週は1020万円まで値を戻すこととなり、直近安値から70万円の大幅回復となりました。
そして昨日は20万円程度の下落となっており、時間足レベルでは調整中といった局面でしょうか?
またSMA90も1020万円付近で推移していたこともあり、しっかりと上値を押さえ込まれました。直近安値から急回復してきていることもあり、3ヶ月の平均価格まで回復し、一服感が出てきたようにも感じます。
この価格帯を一度に抜けていくには流石に無理がありそうです。個人的にはおそらくもう半月ほど、この価格帯で揉み合ってから1000万円台中盤に回復していくのではないかとイメージしております。
■6月から下落リズムに一服感
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足に時間軸を落とします。
6月の価格推移は並行チャネルレンジ内で説明がつきます。
このチャネルに沿ったリズムで下落していたのですが、先日からこのレンジを抜けてきました。市場のフローに変化があった証拠でしょう。
現状は上限ラインを抜けてこの24時間は押し目を形成中です。
4時間足でのSMA30が現在サポートとなっており、さらに997-1000万円のサポートライン(ネックライン)とも重なっているポイントであることから、買いトレードしやすい局面です。ここで反発して再度高値を狙う場合、SMA200が控えるポイントが上値の目先ターゲットになります。
およそ1040万円台付近が目先のターゲットとして意識できそうです。
■上昇トレンド開始?狼煙はいつ上がるのか?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETF承認期待はあるものの、織り込み済みでしょうか?そこまで大した上昇を直近しておりません。BTC連れ安の影響を受けているからかもしれません。
しかしながら日足下降トレンドラインは右方向にすでに抜けてきており、MACDも0.00付近まで下落したことから、テクニカル的な形状は悪くありません。この起点から始まる上昇トレンドは上方向に伸びやすいと考えます。
目先SMA30に上値を押さえ込まれる展開を予想しますが、個人的には時間の問題ではないかと考えます。
56万5000円付近のレジスタンスラインを越えれば、戻売り勢も流石に諦めるでしょう。突破すればショートカバーを誘発させて、大幅上昇に期待できると考えます。
■移動平均線レンジを意識しつつも、突破期待
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足で詳細を見ていきます。
下降トレンドラインを抜けて、現在は押し目を形成中です。
SMA30とSMA90がサポートしている格好でしょうか?
ここを踏ん張り切ると56万5000円まで再度上値を追い込みやすいと考えます。
併せてSMA200も位置していることから、4時間足レベルで重要なレジスタンスポイントになります。
今週後半はSMA30&90をサポートに、上値の目処はSMA200を意識しレンジで推移するものの、ETF承認次第で上方向に抜けてくるイメージを持ってトレードしていきたいと思います。
筆者はETH中心の買いトレードを今週も継続で予定です。「コツコツ下で拾って、上で売る。」を繰り返す戦略でいきたいと思います。
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