2025/06/18
中東戦争再び!米国はイランに全面降伏を条件に
先週金曜日から始まったイスラエル側からの先制攻撃がイランの重要施設を破壊しました。イラン側からも日夜報復攻撃を繰り返しており、各国が仲介の用意を行なっているようですが、依然として協議は未実現のままです。1-2日前からイラン側から歩み寄る姿勢が少しずつ見られてきており、情勢的にはイスラエルが有利に働いているようにも思えます。
米国の仲介の用意としてイラン側に歩みよりも見せているものの、トランプ大統領は核合意を含めた無条件降伏を要求するSNS上でのポストがあったようです。
出所参考:https://jp.reuters.com/world/us/WP5Q4ZDO3FODVMGMEGNTW2ND6M-2025-06-17/
米国が強気になりはじめているところを見ると、イスラエル側に勝機ありのように見えます。もしかしたら近々、イランの最高指導者であるハネメイ氏の殺害計画も実行に移されるのかもしれません。まるで2000年代のイラク戦争を彷彿させる動きです。
再び金融市場はリスクオフ様相が強まってきました。
■チャネル下限ライン方向か
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析です。
並行チャネルレンジ内で推移しているものの、徐々に右肩下がりに移行していきそうな形状です。
先週木曜日までは上値を追いかける上昇相場継続の動きをしておりましたがここから近日高値を超えることはかなり難しいように思えます。
目先、並行チャネルの下限ラインを意識した買いトレードを狙い、押し目買いスタンスで考えたいと思います。
またSMA200(橙)もこの水準に位置しており、1430万円付近は複数のテクニカル条件が重なっていることから、買い場として機能もしやすいと考えます。
■移動平均線をそれぞれ下回る

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足分析に入ります。
短期〜長期移動平均線をローソク足実態が全て下回りました。
先週からところどころ下回る局面があったものの、反発を繰り返してきましたが、上値をしっかりと切り下げてきていることを考えるとマーケットの資金流入が先細っている可能性があります。
やはり今一度調整相場を意識しておいた方が無難でしょうか?中東戦争は簡単に終息するとは考えられず、トランプ関税の期限も迫ってきていることから、リスクオフイベントは多いです。戦時ですので原油価格も上昇し、FRBの利下げ期待はさらに後退したことでしょう。年内に1回あるかどうかというレベルだと思われます。
よって、リスクオン相場はまだお預けという意識を持ってトレードに臨む予定です。
日足分析同様に並行チャネルレンジ下限ラインを意識して下落待ちとしたいと思います。
■ETHも並行チャネルレンジブレイクなるか?

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY4時間足分析に移ります。
上昇気味の並行チャネルレンジで推移が続きます。先週のコラムでは日足SMA200を超える3度目のトライとなったのですが、残念ながら反落となりました。
チャート形状はトリプルトップを形成しつつあり、このままネックラインを割り込みますと大きなストップロス注文が発生し、急落につながりやすいと考えます。
2ヶ月近くこのレンジ相場を形成していることから、下方向に抜けてしまうと再び下落トレンド入りとなる可能性が高く足形も悪くなることから30万円方向を意識した短期トレードがメインとなりそうです。
現在はBTC同様に移動平均線が収束しているものの、ローソク足実体はそれらよりも下で推移しております。
下落トレンドの入り口に差し掛かる前兆ですので、買いトレードは控えたいところです。
戻り売りトレードで34万5,000円〜35万円の下限ライン割れを狙ったトレードが優勢と考えます。
■20500円ネックライン割れは要注意

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
SOL/JPY4時間足チャート分析に移ります。
ディセンディングトライアングル形成中でしょうか、4月から見るとヘッドアンドショルダー形成中にも見えなくもありません。
ネックラインは20500円付近となっており、ここを下抜けると大きな下落トレンド発生を予想します。
戻り高値はSMA200(橙)、または下降トレンドラインを最大許容とし、現実的にはSMA90(青)が推移しております22,500円付近からの戻り売りを意識して下落トレンドを予想します。
中東戦争の解決には時間がかかり、原油価格も高く推移する可能性を考慮してアルトコイン相場には向かい風です。
BTCの押し目買いを狙うものの、アルトコインは売りポジションを持ってヘッジをかけながら収益をあげる戦略がしばらく安全運用になりやすいと考えます。
今週後半もリスクオフ相場継続、特にアルトコインの下落相場を意識してマーケットを注視する予定です。
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