2025/06/25
イラン・イスラエル戦争は停戦合意、傷んだ市場は小動き展開か?
12日間戦争と名付けられ?つつあります。今回のイランとイスラエルの戦時は米国の軍事介入により1日で終わりました。振り返ってみると短期的にはイスラエルの先制攻撃から報復合戦が進みました。その後米国がイランを爆撃し、戦争を終結させるという武力行使にて重要核施設3拠点の破壊がすすみ、事実上降伏という形になったと思われます。米・軍事力を世界に示す機会になりましたが、非難の声は少ないように思えます。圧倒的な軍事力を目にしたためでしょうか、しばらく世界的に戦争抑止力が働くようにも思えます。
■BTCは調整の機会となった
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足チャート分析です。
良くも悪くも今回のイベントは調整の機会になったと思われます。
1600万円から1430万円と10%程度の調整となりました。現在は急反発しており、向こう1日は横ばいでの推移となっております。
急激な値動きが数日続きましたのでマーケットは痛んでいることでしょう、こういったイベント後は買い方も売り方も疲弊しきっているので小動きとなりやすく、薄商いになりがちなため方向感が失われます。
個人的には1週間〜10日程度方向感をなくすイメージです。
MACDも0.00付近まで戻ってきており、中央線を挟んでレンジ相場に移行すると考えます。
■並行チャネルレンジ相場が前提

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY4時間足チャート分析です。
並行チャネルレンジ内で推移は変わらず、現在は移動平均線よりも少し上で推移しているため、どちらかというと上昇が少し有利な展開でしょうか。
但し戻ったところは戻り売りが入りやすいと考えておりますので、チャネルレンジ上限ラインをバックに持っているポジションは利益確定を意識していきたいと考えます。
目先上値の目処は1560-1580万円を予想し、上昇後も今一度1500万円台前半に反落を意識したレンジ相場前提で考えております。こまめな利食いを入れていくトレードを優先したい考えです。
■SMA90-200の戻りを狙う

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY4時間足チャート分析です。
アルトコインは全体的に大きく下落し、いつも通り反発しきれていない状況です。
並行チャネルレンジを割り込み、現在は下限ラインで上値を押さえ込まれております。
個人的に昨年同様にこの夏もリスクオフ材料とリスクオン材料が交互にやってくると予想し、BTCは買い目線もアルトコインは売り目線で考えております。
よって、戻り売りを前提としたトレードをもう2−3ヶ月ほど繰り返していくイメージです。
戻り売りの目安は現状レベルで少額の打診売り程度、SMA90(青)とSMA200(橙)が推移する37万円付近からの戻り売りトレードを実行していきたいと考えております。
この夏、再度現状の安値をトライするイメージでトレードを行い、9月頃に買いポジションを仕込み終えたい考えです。
■下降トレンドラインとSMA200が戻り売りのポイント

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
SOL/JPY4時間足チャート分析です。
下降トレンドラインとSMA200(橙)が並走するように下落しております。
現在は22500円より少し上で推移しておりますが、週後半から週末にかけてはこの水準が徐々に落ちてくるでしょう。
よって、22000-22500円付近から戻り売りを意識したトレード戦略を実施予定です。
7月のイベントは米債務問題やトランプ関税の延期の有無になると思われます。そして7月末は利下げが行われるか否かが焦点のFOMCです。
トランプ関税は再度90日間の延長交渉などが予想されますが、一定の国々への一方的な関税は課されるかもしれません。その場合は再びリスクオフ相場になるでしょうし、債務上限引き上げ問題もリスクオフイベントです。こちらはまだ8−9月ごろにもつれ込むと予想し、これらもリスクオフ要因です。
対して7月末に開催予定のFOMCは利下げとなれば金融緩和が一段と進みますので、リスクオン要因になります。これらのイベントはまだまだ盛りだくさんですので、中長期的な強い買いは入りづらいと予想します。
よって、BTCは乱高下レンジ相場、アルトコインはその上下運動に連れた下落相場になると予想します。
引き続きBTCの現物買いポジションを持ちながらアルトコインの戻り売りトレードを優先させていくヘッジトレード戦略でいく予定です。

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