2024/05/22
一気に史上最高値突破!イーサリアムETF承認可否報道にチャンスあり?
今週は突如イーサリアム現物ETF承認の確度が高まったと報道があり、ETH/JPYは1日で20%以上の上昇を演じました。
コインポストの報道によると、(https://coinpost.jp/?p=532535 )明日23日にVanEckの上場審査結果発表の期限となっており、続いてブラックロック、フィデリティ、アークインベストメントのイーサリアムETFの承認判断期限となっているようです。
ただし、個人的には明日の期限でVanEckだけが先んじて承認が通るとは思えず、一度差し戻し判断となり、失望売りに繋がる可能性が高いのではないかと予想します。
ビットコインETFもこの繰り返し作業が行われてようやく承認となりました。
また政治力で言えば、ブラックロックやフィデリティが圧倒的です。VanEckのみ先に承認されるということもまずないでしょう。
米金融業界の常識から考えても、かなり確度が低いと思われます。
しかしながら、ビットコインETF承認時フェーズも、期待と失望を繰り返して上昇を演じてきました。
よって、イーサリアムもこれを繰り返しながら価格だけは先に上昇していくのではないでしょうか。
ということで、すんなり承認が通るよりも何度かこういった報道を繰り返していただいた方が価格は伸びやすく、投資家としても都合は良くなるわけです(笑)
■ようやくSMA30突破!
【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙) MACD:12,26,9
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
BTC/JPY日足分析から始めます。
BTC/JPY日足分析から入ります。前回コラムにて、SMA30を突破がポイントとコメントを残しましたが、やはりここが重要ポイントでした。
何度も止められたテクニカルポイントはブレイクした際にトレンドが発生しやすい傾向があります。
今回もその典型例でして、1040万円付近まで価格を上昇させ、その後、数日揉み合ってさらに上値を抜けていったわけです。
あっという間に円建てでは史上最高値更新となりました。
次の日足の重要サポートラインは1040万円付近となるでしょう。ここからSMA30やSMA90も上昇していきます。1040万円付近まで上昇するにはあと1週間程度時間を要しそうです。
高値圏で揉み合いを続けて時間を稼いでくれますと、テクニカル的にも下値が固まりやすくなります。
イーサリアムETF非承認タイミングで絶好の押し目が入るかもしれません。それに期待をして1日だけ様子見し、23日のNYクローズまで様子見されると良いでしょう。
前回のビットコインETF承認はNYクローズ時間帯でした。よって、日本時間では24日5-7時あたりにVanEck承認の可否報道が流れる可能性が高いと予想します。
■4時間足は1050-1060万円がポイント
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足に時間軸を落とします。4時間足では1053万円のサポートラインを引くことができます。またSMA30もこの水準を突破してきており、今週後半の押し目買い目安は1050-1060万円付近にありそうです。
SMA90やSMA200は1000万円付近で推移しており、さすがに少々距離が遠すぎるのでそこまで意識しなくても良いでしょう。
目先、ETF承認可否報道による一喜一憂相場が続くと考えられますので、ボラテリティが高く推移すると意識しておくべきでしょう。レバレッジトレードの場合は少額が良さそうです。
しかしながら、最終的には承認されるような雰囲気が高まっていますので、悲観の下落タイミングは買いだと考えても良いかもしれません。しばらくイーサリアムが主役で動くマーケットとなりそうです、BTCもそれに応じて連高連安にやりやすいでしょう。
■ETHの押し目は53万円と546万円?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
ETH/JPY日足分析に切り替えます。
報道をきっかけに急上昇、並行チャネルレンジも上にブレイクし、60万円手前まで回復となりました。いずれにしても史上最高値突破も時間の問題ではないでしょうか。
サポートラインを2つ引きました。
一つ目は56万円台のライン(紫)、二つ目のラインが53万円台のライン(緑)、今週後半はこの二つの水準で指値注文を準備しておくと良さそうです。
4時間足でさらに詳細を見ていきましょう。
■ フィボナッチも重なっている!鉄板ポイントか?
出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード
4時間足では今回の上昇の起点となったポイントからフィボナッチ・リトレースメントを引いております。
日足サポートラインも2箇所ポイントを引きましたが、フィボナッチでも近しい水準にラインが重なりました。
23.6%押しと50%推しの水準がそれです。
やはり53万円と56万円付近が重要な価格帯となりそうです。
個人的にはゲンスラー委員長やSECからマーケットへ釘を刺しにくるようなコメントに期待をしております(笑)実現するならば、50%近辺までの深い押し目が期待できるでしょう。
高値圏で揉み合いパターンで終始する場合の安値は56万円台だと考えておくと良いかもしれません。
この2つのシナリオを前提に向こう1週間はトレード戦略を組み立てておくと良さそうです。
今週からしばらくはETH価格が主導してマーケットを牽引していく相場となりそうですが、BTCとETHは既述しましたそれぞれのポイントから買いトレードで筆者は入っていく予定です。
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