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マーケット情報

2024/11/27

BTC急落もただの調整か?本日はテクニカル的にも好条件がいっぱい!


今週月曜日〜火曜日にかけて大幅に下落しました。 1,540万円→1,390万円と、約10%の下落です。ここ最近の急騰相場に調整の利食いが入った可能性があります。
また今年の4月以降、月の最終週にあたる月曜〜火曜は毎月のように陰線ですので、ETF絡みの売りが入ってきている可能性も高いでしょう。 よって今月もその類の下落だったと考えられます。
この下落は決まって週後半〜翌月の1週目までには回復している傾向がありますので、そこまで悲観することでもありません。
また大きな上昇トレンドサイクルの途中では、こういった調整は上昇トレンドの成熟と共に激しくなります。
徐々にトレンドが大きければ、調整幅も共に大きくなるのでむしろ注意しなければならないのは12月ではないかと考えます。




■ この調整はすぐに戻る?

【採用テクニカル】
移動平均線(SMA):30(赤),90(青),200 (橙)
MACD:12,26,9

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード


BTC/JPY日足チャート分析から始めます。 上昇トレンド最中のMACDの最初のデッドクロスは騙しになる傾向が強いです。
トランプ大統領が確定になり、この大きな上昇トレンドは本格的に開始されましたが、今週の下げで初めてMACDはデッドクロスしました。
このタイミングでのデッドクロスは『買い』になる傾向が強いことが、過去の分析で示されています。
上昇も下落も大きなトレンドを発生させた後のMACDのクロスサインは逆に働くことが多いので例外と捉えて強気で向かって良いポイントになります。
筆者的にも追加エントリーをできず仕舞いでしたので、このタイミングから追加エントリーを始めました。
ドル建てでも10万ドル手前から9万ドル手前までと9%の調整となっております。
ドル円レートも下落していることから、円建ての方が少し大きく下落してしまっていることも付け加えておきます。


■MACDダイバージェンス終了

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード


BTC/JPY4時間足チャートに時間軸を落とします。
MACDがダイバージェンスし、反落を示唆しておりましたが、ようやくそれに反応された格好でしょうか?
しかしながらダイバージェンス現象の終点地点である0.00ラインにすでに到達してしまったことから、この効果はなくなったといっても過言ではありません。
反発するタイミングはここからが起点になります。
よって、テクニカル的に強気になるタイミングは1,400万円からになります。個人的にもこの水準は買い場ではないかと予想します。
(※残念ながら続落という形になりますと、反対に下落トレンド開始の合図になってしまいますので、このタイミングは非常に重要です。つまり重要な価格局面であるということも付け加えておきます。)


■SOLはクラスターポイントで底打ちか?

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード


続いてSOL/JPY4時間足チャート分析に移行します。
テクニカル的にクラスターポイントと呼ばれる水準に達しました。
34,500-34,600円には、レジサポラインが引けるポイント+フィボナッチリトレースメントの38.2%押しのタイミングとピッタリ重なるポイントです。
BTCの下げよりも緩和的であることから、SOLは先に底が入ったと予想します。
BTC同様にこの水準は買い場ではないかと予想し、再び史上最高値更新への上昇トレンド再開の起点ポイントとなりそうです。


■ DOGEは並行チャネル下限レンジ到達でサポート水準

出所:SBIVCトレード PCブラウザ トレーダーモード


最後にDOGE/JPY4時間足分析に移ります。
並行チャネルレンジから少し外れてしまいましたが、ドル建てで見てみるとまだ並行チャネルレンジ内にフィットしておりました。ドル円レートの下落の影響で円建チャートの見栄えが少し悪くなっている程度ですので、この下限サポートライン割り込みはさほど気にする必要はないでしょう。
BTCの4時間足同様にMACDは0.00ラインまで戻ってきました。
ここから始まる上昇は大きなトレンド再開の起点となりやすいポイントです。
よってDOGEも買い場となる可能性が高いと考えます。

総じて強気姿勢を堅持し、本日、筆者が執筆している時間帯はテクニカル的に好条件が重なるポイントが多いため、個人的にはBTCもアルトコインは全て底が入るタイミングではないかと考えております。
月末最終週の前半の下落アノマリーも合わせてタイミングも良いため、もしかしたらラッキーデイとなるかもしれません。
強気相場継続の場合は2日程度の下落分のほとんどを帳消ししてくる値動きが過去の例でも散見されます。よってそうなれば、いよいよ10万ドル(1,550万円)超えによる大相場が期待できるのではないでしょうか。筆者は今週後半も強気姿勢継続です。



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