Market Report

マーケット情報

2024/11/28

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、高値更新以降軟調な動きが続いていましたが、その後は底固い動きとなっており、ここから堅調な動きが続くのか、再び軟調な動きとなるのか注目されます。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向きとなり、乖離幅も拡大傾向となっています。このまま乖離幅の拡大が続けば、軟調な動きを示唆する形状となりますが、乖離幅が縮小となる場合には一旦上昇を示唆する形状となることから目先の形状に注目です。

また、現状では一目均衡表の転換線が上値の抵抗となっていることから、転換線の15,017,625を完全に上抜け(終値ベースで)となるのか注目です。なお、転換線は30日までは横ばいですが、12/1から低下が予測されています。


転換線を上抜けない場合には、再び軟調な動きとなる可能性が考えられ、その場合の下値もポイントは直近安値の14,240,850となり、ここを下抜ける場合には一目均衡表の基準線が次のポイントとなります。特に、基準線は、明日までは横ばいが続きますが、明日以降は上昇が続き、4日には13,829,600まで上昇(なお、直近の高値・安値を更新しない場合、基準線は7日に14,630,800まで上昇)することから、このタイミングでの下抜けには注目です。

ただ、基準線は相場の方向性を示すとされる一面もあることから、目先の上値のポイントを抜けて、さらにパラボリックの下降ラインも上抜ければ、15,794,400の上抜けを試す可能性も考えられます。

上値ポイント
➀15,087,400  ②15,650,850  ③15,794,400
下値ポイント
➀14,827,350  ②14,240,850  ③13,881,050


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年11月28日10:45

-----
お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る