Market Report

マーケット情報

2024/12/05

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、一目均衡表の転換線近辺が上値の抵抗となり、上値の重い動きが続いていました。しかし、転換線の低下のタイミングに合わせて上抜けとなり、一段の上昇となっています。ここからさらに一段の上昇となり、直近高値の15,794,400を目指す展開となるのか、再び上値の重い動きとなるのか注目です。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の下向きが継続していますが、両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインも低下が緩やかとなっています。ここから先行するラインが上向きに転換し、両線がクロスする場合には、目先の上昇を示唆する形状となることから、ここからの形状に注目です。一方、より短期の動きを見る上で注目されるストキャスティクスでは、両線がすでに上向きに転じており、目先の堅調な動きを示唆する形状となっています。

これらのことから、目先は堅調な動きとなり、直近高値の15,794,400を目指す展開が考えられます。ストキャスティクスの最近の振れ幅を考慮すると、ここから4-5日で指数の頂点を付けると予測できることから、日柄的にそれまでに高値に到達すると考えられます。ただ、大幅な上昇となる場合には、指数の頂点までの時間が短縮されることから、上昇のペースにも注目です。


一方、上値の抵抗となっていた一目均衡表の転換線を上抜けたことで、今度は転換線が下値サポートとなることから、転換線を下抜ける展開となる場合には再び軟調な動きとなる可能性も考えられます。また、重要なポイントとなる一目均衡表の基準線(現時点で13,872,100)は上昇が続き、10日には14,837,725まで上昇することから、基準線の下抜けにも注目です。

上値ポイント
➀15,302,400 ②15,650,850 ③15,794,400
下値ポイント
➀14,789,400 ②14,560,850 ③14,240,850


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年12月5日10:30

-----
お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る