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マーケット情報

2024/12/19

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

BTC/JPYは、上値のポイントであった16,035,400を上抜けて一段の上昇となりました。ただ、上昇一服後はやや上値の重い動きとなっており、ここからさらに調整が続くのか、再び底固い動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、先行するラインが失速しており、両線のクロス目前となっています。クロスする場合には、目先の軟調な動きを示唆する形状となることから、両線の動きに注目です。さらに、より短期の動きを見る上で注目されているストキャスティクスでは、すでに高水準域でクロスして下向きとなっていることから、目先の軟調な動きが考えられます。そして、日柄的にはここから目先2~3営業日軟調な動きが予測できます。

また、一目均衡表の基準線を下抜けるかどうかにも注目です。前回は、一時的に下抜ける場面が数回ありましたが、いずれも終値ベースでは値を戻しており、下値のサポートとして機能していました。そのため、今回も下抜けるかどうかに注目です。基準線は、現在15,646,975に位置していますが、21日までは横ばいが続き、22日には15,664,750に上昇し、再び横ばいが続くと予測できます(直近高値を更新しない場合)。


基準線を下抜ける場合には、一旦調整局面入りとなる可能性も考えられます。その場合の下値目標は14,240,850や、一目均衡表の雲上限ライン近辺までの下げも想定しておきたいところです。ただ、下抜けた場合でも、再び基準線を回復すれば、底固い動きが継続する可能性もあり、基準線近辺の動きに注目です。

上値ポイント
➀16,111,550  ②16,619,050  ③17,053,100
下値ポイント
➀15,814,400  ②15,646,975  ③14,607,400


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2024年12月19日10:15

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