Market Report

マーケット情報

2025/04/03

暗号資産テクニカルレポート(提供:SBIリクイディティ・マーケット)

XRP/JPYは、上値のポイントとなる一目均衡表の基準線を抜けきれず、基準線の低下に合わせて一段の下落となり、軟調な動きが続いています。ここから更に一段の下落となるのか、下げ一服となり底固い動きとなるのか注目されています。



目先の動きを見る上で注目されているオシレーターのMACDでは、両線の下向きが継続中ですが、両線の乖離幅は緩やかになっており、今後乖離幅が縮小するのか拡大するのか見極めたいところです。一方、目先のトレンドを見る上で注目されているパラボリックでは、軟調なトレンドを示唆する上限ラインが出現しており、現行の動きを示しています。

MACDの両線の乖離幅が拡大する場合には、一段の下落も考えられ、その場合の下値のポイントは288.342となります。ここを下抜けるとさらに一段の下げとなる可能性もあり、その場合の下値目標の計算値は223.912と計算できます。

一方、上値のポイントは引き続き一目均衡表の基準線となり、現在343.463に位置しています。5日までは横ばいが続きますが、6日には351.56へ上昇となり、3/2以来の上昇となります。基準線は、相場の方向性を示すとされることから、このタイミングで上昇に転じることができるか注目です。ただ、6日以降は当面横ばいが続きますが、本日の安値304.267を下回る場合には再び低下となることから、軟調な動きの後に上昇に転じることができるのか注目です。

上値ポイント
➀322.742  ②351.560  ③365.812
下値ポイント
➀304.267  ②288.342  ③280.000


(提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社)
レポート作成時刻 2025年4月3日10:15

-----
お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。

マーケット情報一覧へ戻る